毎日暑い暑いと思っていたが,それでも8月後半になり,夏休み終了が見えてくると,暑さも峠を越えた感じがする。あんなに朝早くから鳴いていたクマゼミも,静かになったような・・。
母が我が子の人生の幸せを望まないことなど,普通はない・・と思う。親だったら,多分,子どもが幸せになって欲しいと思うはずだろう。だけど,気持ちはそうでも,現実はそうでない場合がある。というか,本人がそう思ってなくても,第三者が見ると,母は本当に子どもが幸せになってほしいと思っているのかと,疑問に思うことだってあると思う。
母と娘の距離の取り方は,難しい。一卵性母娘などという,悪く言うとべったりというような母娘関係の人もいる。一緒に買い物に行ったり,御飯を食べに行ったり,仲良くしている話を聞くと,実はちょっと,私はうらやましいなと思うこともあるけど,でも,うちの場合は,多分無理だろうなという気がする。
私と娘は,一緒にいたら,ついつい衝突してしまう関係で,旦那はそれを見て,仲が悪い親子だというけど,ちょっと違う気がする。結局合わないんだろうと思うし,そうなったのは,多分,自分の娘に対するこれまでのいろいろがあってのことだと思う。多分,自分が娘をこうしたい,こうあって欲しい・・という気持ちと,娘が,自分はこうありたいというところが違っていて,結局のところ,自分が娘をそんなふうにしてしまったんだろうなと思う。ある意味,娘の自己防衛本能かも。まあ,それが子育ての失敗かと言われれば,そうかもしれないけど,でも,失敗というのとは違うと言いたい気持ちもある。
自分は,3姉妹の長女で,でも結局さっさと家を出てしまい,一番下の妹が結婚して親と同居している。妹には悪いなという気持ちもないわけではないけど,結局のところ,それが一番よい選択だったんじゃないかなと思うが,これは自己弁護かも。
「母は娘の人生を支配する」を読むと,母の言葉が,いかに娘に対して影響を及ぼしてしまうかということが書かれている。自分がそれまで娘にかけてきた言葉が,今の娘を作っているのかもしれないと思うと,今就職活動がなかなかうまくいかない娘を見て,やっぱりどこかで間違ったメッセージを発していたのでは・・と考えてしまう。
この本の中に,よしながふみさんの「愛すべき娘たち」というマンガが紹介されていた。よしながさんの本は何冊も読んだんだけど,これはまだ読んだことがなかったので読んだ。斎藤さんの本を読む前に読んでいたら,また違った感じを受けたかも知れないが,しかし,母の呪縛から逃れるのって,結構大変だなというのを思った。母も娘も,自分の人生を生きていくのは,難しいなと。
「愛すべき娘たち」をリビングに置いていたら,早速息子が手にとって読んだ。最後の話の,おばあちゃんって,ひどいなと言うけれど,そして多分それは本当のことなんだけど,でも,子どもを育てるのは,難しいなと思い,それから,娘やそして息子も,もしかしたら,それと気付かぬままに自分の何かが影響しているんだろうなと思う。それが前向きな,自分の人生を生きることのできることであればいいんだけど,それは私には分からない。
母が我が子の人生の幸せを望まないことなど,普通はない・・と思う。親だったら,多分,子どもが幸せになって欲しいと思うはずだろう。だけど,気持ちはそうでも,現実はそうでない場合がある。というか,本人がそう思ってなくても,第三者が見ると,母は本当に子どもが幸せになってほしいと思っているのかと,疑問に思うことだってあると思う。
母と娘の距離の取り方は,難しい。一卵性母娘などという,悪く言うとべったりというような母娘関係の人もいる。一緒に買い物に行ったり,御飯を食べに行ったり,仲良くしている話を聞くと,実はちょっと,私はうらやましいなと思うこともあるけど,でも,うちの場合は,多分無理だろうなという気がする。
私と娘は,一緒にいたら,ついつい衝突してしまう関係で,旦那はそれを見て,仲が悪い親子だというけど,ちょっと違う気がする。結局合わないんだろうと思うし,そうなったのは,多分,自分の娘に対するこれまでのいろいろがあってのことだと思う。多分,自分が娘をこうしたい,こうあって欲しい・・という気持ちと,娘が,自分はこうありたいというところが違っていて,結局のところ,自分が娘をそんなふうにしてしまったんだろうなと思う。ある意味,娘の自己防衛本能かも。まあ,それが子育ての失敗かと言われれば,そうかもしれないけど,でも,失敗というのとは違うと言いたい気持ちもある。
自分は,3姉妹の長女で,でも結局さっさと家を出てしまい,一番下の妹が結婚して親と同居している。妹には悪いなという気持ちもないわけではないけど,結局のところ,それが一番よい選択だったんじゃないかなと思うが,これは自己弁護かも。
「母は娘の人生を支配する」を読むと,母の言葉が,いかに娘に対して影響を及ぼしてしまうかということが書かれている。自分がそれまで娘にかけてきた言葉が,今の娘を作っているのかもしれないと思うと,今就職活動がなかなかうまくいかない娘を見て,やっぱりどこかで間違ったメッセージを発していたのでは・・と考えてしまう。
この本の中に,よしながふみさんの「愛すべき娘たち」というマンガが紹介されていた。よしながさんの本は何冊も読んだんだけど,これはまだ読んだことがなかったので読んだ。斎藤さんの本を読む前に読んでいたら,また違った感じを受けたかも知れないが,しかし,母の呪縛から逃れるのって,結構大変だなというのを思った。母も娘も,自分の人生を生きていくのは,難しいなと。
「愛すべき娘たち」をリビングに置いていたら,早速息子が手にとって読んだ。最後の話の,おばあちゃんって,ひどいなと言うけれど,そして多分それは本当のことなんだけど,でも,子どもを育てるのは,難しいなと思い,それから,娘やそして息子も,もしかしたら,それと気付かぬままに自分の何かが影響しているんだろうなと思う。それが前向きな,自分の人生を生きることのできることであればいいんだけど,それは私には分からない。
もう8月も後半ですね。。
ご紹介されていた本を私は読んでおりませんが
母親の発した何気ない一言つうのは
確かに本人(←母親)が思ってる以上に
子供の心にずしんと残っていたりするんですよね。。
本人にしたら
『そんなこと言ったっけ?』
みたいな感覚だったりもするんだけど。。
自分が子供だった時にも
母親からそれを感じていたのに
自分が母親になっても同じことをしていたりする。。
つうか
そんなんいちいち考えて会話していたら
親子稼業なんて大変だわん。。
まぁ言っちゃいけないコトなんてもんは
常識として言ってないつもりなんだけど。
でっ。佐野洋子さんの『シズコさん』は
お読みになりましたか?
まだだったらお薦めですよん。
娘から見た母親(佐野さんは母親を嫌っていた)を
赤裸々に書いてあって
でもやっぱ母娘の切れない縁(←愛情)があると
感じましたです。
優しさに包まれて育つのも良し
厳しく育てられるのも良し
つうか
いつそれらに感謝の気持ちが持てるかの
だったりもするのかな?
なんても思ったりもしたのでした。
>私と娘は
一緒にいたらついつい衝突してしまう関係
↑我が家も同じでございまする。
しかし娘が社会人になってからは
少し緩和されてきたような。。。
話をしていても楽しいですよ。
彼女が大人になったのか
私がより大人になったのかは判らんが。。。
暑くて,なんだか溶けそうな日々でしたが,ここ2,3日
やっと涼しくなって,夜に虫の声なんぞも聞かれました。
「シズコさん」は,どこかの書評で読んだ記憶が
あるのですが,まだ未読です。
今度読んでみますね。
よしながふみさんの「愛すべき娘たち」に,
「母というものは 要するに 一人の不完全な
女の事なんだ」
という言葉があって,それを読んだときに,
ああ,そうかも・・なんて思いました。
娘を育てているときなんて,今から考えれば
まだまだ娘気分が抜けてなかった気がしますわ。
娘が小さいころ,子育ては親育てだと,言われた記憶が
あります。確かに,親だって初めての子だったら,毎日が
親修行のようなものですよね。
で,母の言葉は子どもにとっては,すべてでしょうし・・。
しかし,今となっては,終わったことはしゃあないと,
開き直るしかないというか・・
うちも早くヌーピーさんちのようになりたいです。
というか,その前に,取りあえずは就職してくれというか・・