日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

ランチ

2008-06-25 | 日々の生活
先日,とある会でランチへ行った。外から見たら,それは十数人のにぎやかなおばさんたちで,しかし,中には,おばさんと言われるには若干抵抗のある方も,数名含まれてはおりました

さて,おいしくランチを食べながら,隣の人と話をしていた。その方は,転勤族で,それまでの転勤先での楽しい話など,あれこれしていたんだけど,そのうち子どもの話になった。我が家は高校生の息子がいるので,家に高校生の息子がいるというのはいったいどういう感じなのか,反抗期はどうだったか・・というような話になった。

まあ,最初から高校生で存在していたわけではなくて,最初はやっぱりその方のお子さんのように小学生のころもあったわけでして・・・

で,我が子に関していえば,反抗期は,あったような,なかったような・・としか言いようがない。上の娘が強烈な嵐だったので,それと比べれば・・と,つい思ってしまう私・・。上の子と下の子は,ちょうど5歳違うので,自分も5歳年を取って,少しは分別ができて,ちょっと引いて見ることもできるようになった気もする。

それでも,いろいろと,中学生くらいのころはあったけど,まあ,子どもが自分の思うようになるわけないし・・・なんて話をしていたら・・・。

その方の住んでいるマンションの上の階に,高校生の息子さんがいる家庭があるのだけど,そこがどうも家庭内暴力で・・と。夜中に机をひっくり返すような,ものすごい音がして,かなりどたばたがあるらしい。去年の夏休みには,たまたま子どもさんが留守番していたとき,昼間からものすごい怒鳴り声と,音がして,それがまた夏で窓が開いていたので,留守番していた子どもさんは,非常に恐怖を感じたらしい。小学生の息子さんなんだけど,それ以来,ちょっとの間でも,一人では絶対に留守番ができなくなったとか・・。

ほかにもいろいろと騒ぎを起こしているようで,多分小学生くらいの子どもさんを持つ親としては,普通の高校生であっても,高校生男子というだけで,なんとなく得体の知れない,怖い存在なのかと思うところがあるんだけど,そんな騒ぎを起こしていると思えば,余計に怖い存在なのかな・・と。

それまでの十ン年間があっての今があるわけで,最初からそんな子であったわけはないのだから,その子の苦しみとか怒り(としか言いようがないが)を思うと,どうしてそんなになってしまうんだろうと思う。そして,私も,娘が不登校であったとき,周りから見たら,そんなふうに(家庭内暴力があったわけではないが)ちょっと得体の知れないような家庭に見えたかもしれない・・なんて思った。

人は,自分の中にない物を理解することはできない。

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