もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

あ~箱根駅伝。

2012-01-04 | 私の家族
<毎年恒例の凧揚げに行きました~♪>

正月3日の夫婦の会話。

「なんかお正月休み、あっという間だったな。」
「ず~っと箱根駅伝みてるからだよ。」

「なんか見ちゃうんだよな~。」
「スタートからゴールまで約11時間だよ。」

「そんなにか!?あっという間だったな。」
「そんなにだよ。(笑)」

昨年の暮れ、50歳になったオットは
このトシになって箱根駅伝の良さがわかってきたという。

それは何か?
その答えはオットなりの解釈があるらしい。

私も、
最近になって箱根駅伝を見ながら
“何かを探している自分”に時々気がつく。

彼らが懸命に走る姿から
懸命に「答え」を引っぱり出そうとしている私がいる。

                              

遡ること数十年前、(笑)
大学2年生から3年生になる間の春休み。
当時、音楽系のクラブに所属していた私は合宿に参加していた。

大学3年生になったら
クラブ全体を運営面のみならず演奏技術でも支えていく立場になる私たち。

合宿中のある日、
私を含む新3年のメンバーで春の日差しが差し込む部屋に
「話し合い」と称し、練習をほったらかして籠ったのだった。(なぜそれができたのかは??)

「なんでこんなにやることがあるんだろう?」
「なんのためにこんなにやらなきゃいけないんだろう?」

「できなかったらどうなるの?」
「伝統にキズをつけるってことになるの?」

「伝統って何よ?」
「なんで私たちなの?」
「どこまでやったらゴールなの?」

そんなことをぶちまけるように話した記憶がある。

・・・たしか、誰も答えが出せなかった。

まだ20代そこそこの私たちは、
答えがわからないことに気づき“ヤケノヤンパチ”みたくなってしまい、
誰かが持ってきたユーミンのカセットを大音量でかけ
「翳りゆく部屋」かなんかを(何を思ったのか?)みんなで大声で歌いはじめ、

そしたら、
4年の先輩たちがどなりこんできて・・・・・。

そのあとは忘れちゃった~!


                              

昨日、箱根駅伝の解説者の誰かが、
「3年のときに頑張ることが、4年で花開くんですよ。」と話していた。

ほんとうにそうだな~と思った。

だけど、
その4年の先はもっともっと長くて~~。
そのときにつけた「自信」が財産になるんだよ。

そんなことにも気づきはじめた年齢になったことを
年のはじめの箱根駅伝は教えてくれるような気がするのだ。

あ~箱根駅伝、
約11時間の走りは、考えるに足りる必要な時間なのかもしれない。


で・・・夫婦の会話のつづき。

「あっという間!あっという間!言ってると早くトシとっちゃうんだってよ~!」
「グサッ!!」


 おまけ 


<凧ツリーと化す木!


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