<次々と新しい葉を再生し続ける我が家のミント>
米アップル社の前CEO(最高経営責任者)、スティーブ.ジョブズ氏が
5日、お亡くなりになられた。
コンピューターの存在をパソコンという身近なものにし、
誰もが簡単に操れるようにしただけでなく、
それらをデザイン、音楽、映像・・・すべてにおいて魅力的なものに変貌させ、
世界中の人々を魅了していったという偉大な功績は、
56歳という若さを思うと、
まだまだその引き出しが用意されていたような気がして残念でならない。
そんなジョブズ氏が'05年、スタンフォード大学の卒業式で語ったスピーチは
“伝説的な”という言葉がふさわしく素晴らしいものであった。
締めくくりの言葉は、
Stay hungry, Stay foolish
今回の訃報を受け
日本でもさまざまなメディアで取り上げられている。
今朝、我が家の食卓でも
この言葉の意味について語りあった。
「Stay hungry」は納得がいく。
しかし、
「Stay foolish」についてはどうだろう?
とても深い意味があるような気がしてならない。
英語と日本語の語感の違いゆえか?
「馬鹿になれ」との日本語訳はたしかにそうなんだけど、
なんとなくしっくりこないね~と。
長男が言う。
「タロットカードの「0」はThe fool、日本語訳だと「愚か者」なんだけど、
カードには「純粋」とか「未知数」っていういい意味もあるんだよね。」
・・・・そうか。
Stay foolish
純粋であれ
未知数であれ
・・・・そんな風にも読み取れる。
偉大な経営者が若者たちに遺した尊い言葉。
心に刻んでおこうと思う。
時代ともに駆け抜けた
スティーブ・ジョブズ氏のご冥福を心よりお祈りいたします。