先日渋谷のOEASTにて、喜納昌吉&チャンプルーズとkeycoと犬式アコースティックで競演した。最後にあの名曲「花」を共に唄い、感慨深かった。

(*近頃評判の高い、そして我々のルーツとしての犬式アコースティックを「生犬式a.k.a.Dogggystyle」か「犬式a.k.a.Unplugggedstyle」と名づけようか迷っている。)

参議院議員でもある喜納のおっちゃんは、
楽屋で初めて挨拶したときはジェイムス・ブラウンみたいなオーラが出ていた。
ドラムのカッキーらと「沖縄のJBやアレ」。
でもってわれわれ犬式は「三国志みたいだねアンタたち」と先生に誉められた。

チャンプルーズで唄うときは、声の通り方が「沖縄のボブや」と思った。
そんな喜納のおっちゃんが俺に「あんた声強いね。」と言ってくれたのは、
嬉しいものである。

そしてステージでサイケ柄のストラトを独特の三線弾きで刻みまくる姿は
それは喜納昌吉そのものでしかなった。


彼の主張。
活動。
目。
声。
エネルギー。
バンド。
曲。
唄。


言いたいことが山ほどある奴の鳴らすロック。
鳴らしたい音がたくさんある奴らの鳴らすロック。
チャンプルーズと犬式は同軸かもしれない。


打ち上げでおっちゃんに伝えた。

「率直にいって
 『仲間みつけちやった』て感じです。」


堅い握手がかえってきた。




写真)俺と喜納氏とkeyco。


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11日金曜日は渋谷ROOMでのnbsa+×÷in the ROOM
をホストし、(しかもクロマニチームは奥州仙台のため不在)
12日はTENGAKU DUBが我がホームタウン吉祥寺WARPでライブのため、DJとして参加。

二日とも、久しぶりにいつもな地元のイベントみたいな感じで、
「おお!」みたいな人と再会できたりもしてよかった。
WARPでは渋谷EARLYTIME CAFEのジャークチキンを三本食べた。旨かったのす。

それからジャジースポートチームからDSKとマサヤ君が駆けつけてくれたROOMも、
DJ陣の熱いセレクトにフロアは心地よくなりつつ、
やや遅れて始まったライブも
ポエトリーセッションとしてはまだまだ見せ方も含めて考慮の余地が山積み
ながらも、犬のROOMとしては久々だったので、楽しみました。
URBのショー太とセッションするのも3年ぶりくらいだったし。
最後に新曲二曲をぶちかまして、終わりました。
結局犬式ライブだったような気がする。

copasalvoのピーチ君とこの赤ちゃんが同夜に生まれ、
会場に飛びこんできた朗報にわれわれも一時うほーいとなりました。

思わずセッションがヒートアップして、
ポエトリーをやりにくいものにしてしまっているゾーンなど、
演奏隊にもnpsaの趣旨をゆっくり理解していってもらいつつ、
また練り直してやります。
今度は山仁もQ-ILLも来いよなー!
ソイルの社長も来てくれよ0!

元気があったら、本日行われている国立の日酒麻夏に参加しようと
画策していましたが、
締め切りを過ぎた原稿をいくつか抱えて、
断念。
最近よく運動しているのもあって、
身体が少しピークでつ。

引越しした家の近くの公園に、
網で囲まれた「一人少林サッカー練習場」がありて、
我はそこで「常時ゴール前の混戦」状態で球を蹴りまくるのが
流行っている今日この頃でした。


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今宵のnbsa+×÷in the room。
copa salvoのパーカッショニストようちゃんがジャンべにて参加します!

また残念ながら山仁の参加がキャンセルとなりました。
あががががが。お前をあてにしていたのに。

nbsa+×÷- じゃねーかってな。

皆さん、仕事帰りにいっぱい飲みに来てください!
@渋谷桜ヶ丘ROOM


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ついに第一弾出演者が発表されたnbsa+×÷vol.3です!!!!!
が、明日はそんな俺らのいつものパーティって感じで、
渋谷ROOMでの「ポエトリーセッションナイト」ざます。
山仁、Q-ILL,keyco、seyそして僕が中心になって、
ポエトリーリードというより言葉の伝達に重きをなした表現方法でセッションします。
サウンドは犬式が中心になりつつ、urbのshota君を迎えてやります。

ジャジィスポートチームからは総帥まさやんとDSK君。
先週大阪でLSK君と仲良くなったばかりだったので、
DSK君のDJに期待しつつ、(?)
仙台へライブにいってて不在のクロマニ親分シゲのぶんも
まさやんと乾杯せね?ぁ、と粉末ウコンを飲む今日であります。

以下、明日の面子。
更にその下に10/14の大nbsaの第一弾詳細。
もちろん、驚愕の第二弾発表も控えてます!
さらにさらに今年は11/18に大阪なんばハッチにて、気合いのnbsa大阪!!

これが日本のウッドストックやで。

■レギュラーパーティー!
(隔月第二金曜@渋谷THE ROOM)
次回8/11は犬式!!!!!

08/11(Fri) 渋谷The Room
Host by 犬式 a.k.a.Dogggy Style
LIVE :
nbsa+×÷ crew Poetry Session & nbsa+×÷ crew session
DJs :
YOHEI MIYAKE from INU-SHIKI (a.k.a.Dogggystyle)
DSK Invisible (Jazzy Sport/Physical Sound Sport)
Conomark (MOTHER)
TSUYOSHI SATO (BLACK EDITION)
and more…
OPEN : 22:00
CHARGE :
22:00~23:00 ?1,000 (1D)
23:00~ ?2,500 (2D)
INFO : The Room TEL/ 03-3461-7167


「nbsa+×÷ vol.3」
National Band School Associates
2006.10.14(sat)
At:shibuya O-EAST

第一弾アーティスト発表!!!
□犬式(a.k.a.Dogggystyle)
□韻シスト
□GAGLE new!
□Keyco
□Q-ILL
□cro-magnon
□copa salvo
□椎名純平
□SharLee & 太華
□Mika Arisaka
□tengaku DUB new!
□山仁 da sportsman
□らぞく new!
and more...

Open.15:00 / Start. 15:30
adv.3800円 / door.4500円
<チケット取り扱い>
ぴあ 0570-02-9966(Pコード:236-805)
ローソン 0570-084-003(Lコード:33459)

<お問い合わせ>
渋谷O-EAST 03-5458-4681
http://nbsa.info/ 近日リニューアル公開!

イベント1ヶ月前には追加アーティストも発表!!
詳細はこのコミュニティでも随時追加していきます。
お見逃しなく!!


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石川県七尾市での漁港夏フェス『GREEN FESTIVAL』から10日ほど。

上田と広島へ携えていくセットを
いつになく熱いスタジオ練習にて仕込んでいた犬式であった。

8月の2日に、
我々犬式のメンバーにとって特別なアルバム『OUT LOW』を作ったUKの
オリジナルスタイルサウンドシステム野郎 LSK と出逢うことができた。
6月に京都メトロで同じステージに立ったUKのファンクバンド
NEW MASTER SOUNDSのメンバーらがいるパパダブバンドに、
シンガーとして彼が5度目の来日。

対バンする盟友cro-magnonバージョンの「真冬のラスタファリズム」を唄うべく、
そしてオープニングDJを務めるべく、
僕は大阪は梅田シャングリラの一周年イベントへと赴いたのである。

クロマニオンでのゲスト参加を見たLSKが自分のステージの最後に僕と
ファンキーMICをステージに呼び、三人でフリースタイルで廻した。
「なんだあのロングヘアーガイは!?」と皆認めてくれて、
バイブスがあがりまくった。

ライブ後に彼と楽屋裏でテキーラに酔いながら熱く語ることができた。

俺が素直に認めてる数少ないマイク持ちの一人。
はっきしいってちょっと憧れてた人。
彼もジョー・ストラマーに会っていた。

そんなこんなで、その勢いのまま4日の長野県上田市の超市民たちによる手作りの野外フリーフェス『上田JOINT』のステージへと向かうことができた。
主催の白石トシゾー(tengaku dub)は、今年もまた一回り逞しくなっていた。
上田城の本丸の南側にある物見櫓二棟がLRに配置しているその真ん中に、
ステージがある。まるで、城スピーカーみたいな気分になる。

そして上田のマッシブは実にエネルギッシュ。
老若男女がものすごい熱気でステージを包んでくれる。

「嗚呼、かつて上田の人々はこうして上田城を守ったに違いない」
と、歴史オタク中学生だった僕は感慨深かった。(勝手に)
いや、間違いなく、山ん衆(やまんちゅう)のパワーはすごい。
600人くらいで1500人くらいのパワーを生み出せるのである。

市の教育委員会や、地元の自治会なども厚い支援と理解を寄せて
この素晴らしいロコフェスティバルは、5年の歴史を重ねて
もはや当地の夏の顔となり始めている。

3日間の開催中、犬式のほかにcopa salvoやcro-magnonにkeyco、らぞくなどの
仲間たちが数多く出演してイベントの中核をなしている。
そもそもこのイベントはSOIL&"PIMP"SESSIONSを上田に呼ぶために
上田ジャズフェスティバルとして5年前に始まったといっても過言ではない。
さらに今年はニューオリンズから招いた93D feat. Russell Batiste(VIDA BLUE/THE FUNKY METERS) という目玉が最終日に控えていた。

が、我々犬式は6日に広島のフェスタ・デ・ラマに向かうべく、
初日のトリを爆裂的に務めさせていただいて、夜中に東京へ帰った。
ナクナク。
これは此処二年の贅沢な悩みである。
上田から広島は瀬戸田への強行移動。

さらにさらに僕は5日のラマに出演するHIFANAのステージで、
昨年うまれた名曲「MR.BEER」を唄うべく、
メンバーより一日早く広島入りした。

広島マッシブがこれまた熱い。
そしてラマはサウンドシステムが非常にパワフルなのである。
音が破壊的なまでにいい。
とりわけLITTLE TEMPOの内田さんや、おそらく犬式での犬島ンなどが
PAブースで魔法をかけるにはもってこいだと感じている。
しかも会場と海を行き来しながら楽しめる。
海でプカプカしながらサケロックのいなたい乱行に目を細める。
しかし、デイタイムのラマのステージが日本でもっとも熱いステージだと、
断言する。サンセットよりも、ラマのほうが熱い。地面がコンクリなのと
真南向きなのとで、文字通り「目玉焼き」が焼けそうなのである。
熱くなった機材で。
それもまた一興。
昨年は昼の三時に目を廻しながらステージをこなしたが、
今年は「へっへ。」とにやけながらcopasalvoらが真昼のラマで
スポーティに汗をかいているのを脇から楽しむことができた。

ライムスターやザゼンボーイズなどの大御所を押しのけて
8月6日という広島(そして日本)にとってもっとも意味の深い日の
オオトリを犬式に託してくれたという、
そのラマ実行委員会の面々の気持ちにこたえるべく、
我は朝から海で泳ぎ、楽屋テント裏でカンカン照りの下サッカーをし、
水をたくさん飲んで蛸飯をいただき、ビールを飲んで会場を歩き、
すぐに取り囲まれては人々と写真を撮影し、
フランクフルトを買いに行くのに30分を擁し、
本番二時間前からはあらゆる人との接触をシャットアウトして集中を高め、
瀬戸田の海に暮れていく余りに美しい夕陽に平和を祈り、
この世の人間の心を支配する悪魔との闘いに赴くピータートッシュ先輩の
ような面持ちで、ステージへと向かった。

8月6日という日の、広島の一番大事なステージに最後に立つというのは、
我は毎回そうなのだが、とりわけ命掛けなのである。

無事果たすことができて、今なお感慨深いものがある。

熱狂と踊りと祭りが爆発したうえに70発の打ち上げ花火が
ビレッジバンガード讃歌の最終コーナーで次々に打ちあがり、
しかもその最初と最後の二発のキュー出し権が僕にあったという、
奇跡みたいなライブだった。

仕掛けた人々も、集った人々も、本当にお疲れ様でした。

上田も、広島も。
最高の夏フェスです。

ローカリズム万歳!!!!
日本はモノ造りの国だ。
そう感じさせられた三日間でした。

すべてに、ありがとう。

写真)7日の帰京前、福山城にて犬式メンバー。充実と疲れの入り混じった顔。
撮影者D氏の指が入ってます。あしからず(笑)。


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