長いツアーから帰りまして、最初の一週間が怒涛のように過ぎました。

日銭稼ぎもありつつ、頭の整理もありつつ、その他長い留守の間に積もり積もっていた私事に精を出しつつ、虎バターライブも大盛況に終わり、そして北岡泰典(たいてん)師のワークショップに二日間参加してきました。その間に、疲れと「知恵熱」から、昨夜は久しぶりに熱を出してしまいましたが、12時間寝込んだら本日のワークショップにも参加できました。最近、すっかりドッピラキです。

北岡氏については以下のサイトをみていただくのが一番早いでしょう。
http://www.kitaokataiten.com/

無意識の意識化、つまりセルフマインドコントロールの具体的鍛錬法から、より抽象的な哲学論・ヨガ論・禅・仏教的観念、はたまた心理学から催眠術、トラウマ退治から思い込みの打破、右脳と左脳のバイパス作りなどなど、ありとあらゆる「意識」や「認識」の学問が詰まった、なおかつ「実践」の神秘主義者たる北岡氏とのまったく自由なセッション、ある種の問答、を通して、新しい「智」の領域に足を踏み入れるきっかけができました。

人生、ずっと勉強っす。

奇しくも、私と同じ早稲田大学の文学部出身の氏は(20年先輩ですが)、リアルヒッピーにしてもの凄い学者、そして「反骨精神」の先達であり、世の中をもっと開かれたハッピーなものに移行させていきたいと強烈に願い、動き続ける先生でした。

良い先生にめぐり合えました。

後日、また詳しいことを書いていこうと思っています。



ツアー日記は日にちが経過してきたので、時系列的な順序を無視した、ある種の創作として、これまた後日記していこうと思います。私の「路上」です。



なぜ、後日ばかりなのかというと
明日は大阪ビッグキャットで我らがPA犬島さんの結婚式があり

さらに6月の23日から二週間に渡って、私はロシアに旅立つからなのです。
ARTFOOTBALLフェスティバルという、簡単にいえば「16カ国のアーティストによるサッカーのワールドカップ」の日本代表として出場、出演をするからです。
ジプシーキングスやロッドスチュアート、さらにはスコーピオンズ(!!)なども参加を決定しており、サッカー界のレジェンドも数多く参加を表明しております。(カメルーンの英雄・ロジェミラ、将軍プラティニ、FIFA会長ブラッター、噂では体調次第でマラドーナも。。。。!!!!!!!)

詳しくは以下のサイトをご参照ください。

http://www.art-football.com

日本代表として恥ずかしくないプレーをしてきます。
それで気合入りすぎて、弱冠オーバートレーニング気味だったのが、昨夜熱を出した一番直接の原因かもしれません。。。

あと一週間で現地入りなので、まだまだ身体を苛めておこうと思います。

ちなみに予選リーグは、アルゼンチン、カメルーン、ベラルーシと同組という、なかなかの厳しい状況になっております。

そして私に与えられたアコギ弾き語り10分の演奏時間では、"diego express"をおもっきし日本語のまんまでブッカましてこようと思います。

2014年冬季五輪の開催地・ソチ市に、愛と自由の6人抜きを蔓延させてきます。




そんなこんな、でブログの更新もマッチマッチになりつつありますが
そんな場合に限って、三宅は精力的に動きまくっておる証拠なので、皆さんもバイブスあげて、人生の困難を抜き去りながら、ゴール目指して頑張ってください。



最後に、最近読んだ二冊の本のどちらにも引用されていた言葉で、私のREBEL観と合致適合する素晴らしい言葉を記しておこうと思います。

「然るべきことがらについて、然るべき人々に対して、さらにまた然るべき仕方において、然るべきときに、然るべき間だけ怒るひとは賞賛される。」
  -アリストテレス『二コマコス倫理学』


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14日の木曜日@吉祥寺CHEEKY
虎バターナイト初のアコースティックライブ
ライブは24時からの予定(予定)

出演
PJ(DUBSENSEMANIA)
Latyr Sy(AfricaZunuXelcom/FlyingRhythms)
三宅洋平(犬式)

ACOUSTIC DUBWISE
シンヤ"J"マサカズ(Cro-magnon)

DJ
三宅洋平

GUESTDJ
PJ


暇な人楽器持って集って頂戴。
言葉持ってる人、詩でもフリースタイルでも読みに来て頂戴。

全国の熱い町々を廻ってきて
色んなゲットーディスコを目の当たりにしてきて
ここらで吉祥寺の「いつもな感じ」を
しっかりと奥深くよりよりさらまた「いつもな感じ」に
盛り上げていきたくなりました。

この街の文化ってやつを
もっと大事にしねーかい。
自分のことばっかりじゃなくて
街を大事にしねーかい。
身を粉にして、街盛り上げてる奴らをたくさん全国でみてきたから
折角多くの素晴らしいミュージシャンを抱えてるこの街の
本当の力をもっと確認したくなりました。

なんか最近、落ち着いてたべ。

他の街、本当に燃え上がってたぜ。色んなところが。

頑張らないとイカンです。
吉祥寺。

初回限定特別価格!!
チャージはたったの1000円で。

弁天通りに新しい季節が到来です。
時代を塗り替えるときがきました。

沈没した日本のカウンターカルチャー
いや、呑気にあぐらかいてる吉祥寺のカルチャー
世界を変える始めの一歩をこの街から
捻り出しませうな。



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なんという武者修行。
一ヶ月のツアーが終了いたしました。

各地各地の皆様、本当にありがとうございました。

で、結局言いたいことを言いたいようにしか
鳴らしたい音を鳴らしたいようにしか
伝えられない俺たちの
ありのままの存在を
パフォーマンスとして
受け入れられる胆力のある聴衆が
全国にいっぱい居たということに
喜びを覚えつつ
「愛」っていうとサブイボ出るのに「LOVE」っていうと聞流せるという
そういう戦後日本人の哀しい性を
もっと逆手にとって乗せたいと
つまり
この国の思想や政治や経済のシステムが今かなりやばいくらい腐敗しているっていう現実に
気づけていない無知蒙昧を
或いは開き直りの自虐的諦め感を
ボクみたいなココロのIQお馬鹿さんでも
どうにか伝えられるように
もっとさらによりよりさらまた伝えられるように
帰って考えようと思いました。


今回のツアーは各地とも演奏時間に余裕があり
南米スタイルの、試合始まってからパスまわしてリズムつくる感じでしたが
これから近づくフェスシーズンは持ち時間が決まっているので
ガッチリ練りこんだ欧州スタイルの練習が我々を待っています。


再確認なんだけど。
ロックは社会的「異物」です。
犬式は「スープカレー」です。
ファーストフードじゃありません。
私は、当たり障りの無いものが非常に苦手です。

でも17歳で初めて就いたアルバイトはマクドナルド。
モスはたまに食べると美味しいね。
ラティールのライブ前の差し入れは、フレッシュネス。

金コロはクリエイションとは呼べないから
ハードワークではなく
手に職をつけた苦労人たちが
世界をちっとずつまともに変える。

日本はモノ造りの国です。

ツアー総括は
帰ってからゆっくりと。

いまさら見つけた05’富士ロックの犬式ライブレポ
これまでに書かれた我々像の中でもっとも的確に捉えられているので
感動してしまいました。筆者は、俺たちよりも俺たちのことを捉えています。


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