深大寺で買うた商売繁盛のお札のご利益なのか、今年は1月からかっ飛ばしてます。仕事の話が次から次へと来るのです。

3月にDJで静岡は沼津、九州は熊本・福岡へ、Q-ILLやkeycoたちと行きます。
関西方面での本家犬式のライブも、3月は目白押し。
もちろん、東京でもビッグイベントを数々仕込み中。

とりあえず覚えておいて欲しいのが、3月20日『東京土一揆』@渋谷CLUB ASIA。町田の名物村祭り『地中音波』の10年の歴史と、吉祥寺の無定形文化財・そう!犬式主催の『徹頭徹尾』の4年の歴史が、ドッキングします。
LOOPJUNKTION(現在のCro-magnon、山仁)とDogggystyle(現在の犬式)との出会いが引き金となって始まった、町田・吉祥寺の地下街の住人たちの熱き交流と育まれた友情が、ひとつのイベントとして結実します。嗚呼、なんて文化的な。
本家犬式とCro-magnonのライブ、そして並み居る両シティのDJからの名誉ある選抜陣。犬式やLoopJunktionのアルバムジャケットを手がけたBig!とKANEGOOONのグラフィックチームも何をしでかすやら。これが、東京サバービアンボーイズ(別名・外東京連合)の底力です。

さらには夏の初め頃に、かなりでかい仕掛けをいくつか仕込んでます。
だって、戌年でしょ。『犬祭り』でしょ。
そしてワールドカップでしょ。俺、人生がサッカーで音楽はその次なのね。サッカー選手になれなかったから、音楽やることにしたのね。『ワールドカップ開催記念大サッカーイベント』でしょ。

各イベントの詳しい情報出しは、スケジュール欄のほうで随時行っていきますので、inushiki.comのほうでよろしうに。

その他もろもろ、kamos-hita-soなどのソロワークスも精力的にやるざます。
kamosの方向性は、『エレクトロニカポップ』にあり。と見た最近。
こちらもヲ楽しみに。ゆっくりと音源も制作していきます。
まあ、アパートの隣人同士のユニットなんで、隣の市村くんの部屋で録音できる環境を生かしながら、まったりとマイペースにやっていこうと思っています。

さらに!なんとHIFANAの兄貴二人と、三宅洋平で構成される新ユニットが、アルバム制作に入っています。こちらは、お互い家も近い、吉祥寺ファミリーなんで、じっくりゆっくり作っていきます。まだ、ユニット名を三日後までに考えなくちゃならんのです、というような段階。まったく新しい音世界が、皆さんの前に姿を現すことでしょう。
異なる世界を生きるたくさんの音楽フリークスが、交流しあえる切っ掛けになるような、そんな表現を完遂できるように、脳みそ妄想ワールド全開の『リアルに生きてるファンタジスタ』による空想ドキュメンタリに請うご期待!!

でもって、今は犬式の新曲のリリックを書いています。
生みの苦しみは、身もだえするほど心地よく、発狂しそうにもどかしい、不思議な体験です。何度やっても、そうです。
バチコーーーんで一晩でできてしまう場合なんて、ごく僅かで(『真冬のラスタファリズム』は一晩だった。)だいたい毎回、何日もウンショウンショです。
ジョーストラマーの言葉に救われるのです毎度。

「ノリが良くなったら自然と曲が出てくる?冗談じゃない。ガッハッハ。毎回頭から必死でひねり出すんだよ!」

昨夜、うちの三根☆太郎が26歳の誕生日を迎えました。
26歳の抱負は、と尋ねたところ大きな声でこう申しておりました。
「努力と忍耐ッス!!」

おれたち、ルードボーイには違いありませんが、芸術の何たるかは、分かっているつもりです。

そんなわけで、ブログの更新が遅れることもままあるかもしれませんが、書きたいことをリリックに全投入するためにも、それが必要な時期もありますので、ご了承のほどを。

ぼちぼち二月に突入です。
新年の決意も、意を新たに、心身を磨いていきやしょう。

ほな。スタジオグロウン行ってきます。

写真:風雅もスクスクの満10ヶ月。大変な思いをして生まれてきたこの命が、日々生命の輝きを増していくことに言い知れぬ感謝と感慨を覚える父でした。

それから、風雅より3ヶ月あとに生まれた僕の友達の双子の赤ちゃんが、残念ながらあまりに短い命をまっとうしました。ご冥福をお祈りします。残された両親である二人が、折れた心を再び立ち上がらせる日が、ゆっくりでいいんで訪れることを願ってやみません。
医学が発達した現代でも、出産、育児は命のリスクを伴います。すべてのチチカカの皆さんへ。何があっても、頑張ろう。ライフイズビートフル。人生は喜びと哀しみに満ち満ちているのが、在るべき姿なのだから。頑張ろう。ヤーマン!


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明日23日は横浜サムズアップにバグダッドカフェが来ます。
で、僕のソロユニットkamos-hita-soでライブします。
DUB SENSE MANIAのPJによるアコースティックライブや、
ラスタカシ君がセレクターしたりしつつ、
サムズ的新年会をにぎやかに和やかにやろうというわけで。

夕方から夜にかけて。
是非横浜ムービル内2F、サムズアップまでおいでまし。


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21日金沢SOCIAL EFFORT 3RD ANNIVERSARY

初金沢。加賀百万石の城下町。
入り組んだ町並みに軒を並べるキューバのソシアルクラブみたいな雰囲気のSOCIALにて、SPECIAL OTHERSと。「プチnbsaじゃね。」と。

主催前川君の美容室EFFORTの3周年パーティということで、
とても情熱をもって犬式を金沢に呼んでくれました。

初めて訪れたのにまるで吉祥寺でライブしてるかのようなホームな感じに、煽られて、演奏も非常にヒートアップしました。

会場の構造の関係で
ステージ上でライブミックスするPAハカセという、
貴重な絵面でもありました。

イベントも、お店の記録を塗り替えるお客さんの入りで、
少し窮屈だったかもしれませんが、
それ以上に熱い空間を共有できた方が多かったのではないでしょうか。

ライブはお客が造るものでもあるちうことが、
よく分かっている人々でした。
月桃ディスコ。

ライブ後、SOCIALのすぐ近くにあるバー『モンテゴベイ』でお疲れ様の乾杯。

イベントを補佐した前川君の友人・近越君の運営するエレクトロニカやエレクトロニカポップ、またこれらの言葉では表わしきれない次世代的ロック感を扱うレーベル『RallyeLABEL』の作品をごっそりいただき、これまた此処しばらくの楽しみとなることでしょう。

いやはや、こちらの地下街も、栄えておりました。

そして本当に、肴が旨いのす。

はじめまして。
末永くよろしく。
金沢。


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20日京都mojo エレキ大浴場8

韻シストとマッチアップ。
ファンキーらと新年の挨拶。

「今年はnbsa+×÷を、東西でがっちり連携とって面白いことやっていこう」
といった感じで。

街の小箱は、ブッカーがハート持ってやってる所は、
何処もとても面白い。
mojo藤本君も、謎にファンクネスを湛えた好青年なのであります。

ありがとう。

そしてライブ後は昨年犬式を野外で呼んでくれたバー『FUNKY SODA』のオーナーコバP氏にコロッケ・ビール・レゲエ『中川酒店』へと誘われ、全国のパーティボヘミアンの間では「京都といえば」的に語られる揚げたてのコロッケを美味しく頂きました。
コバP氏は、吉祥寺でいうなら『ありがと屋』のタカさんや『STAR PINES' CAFE』のマービンなどのように、僕にグッドなバイブレーションを与えて勇気づけてくれる人です。一回り上の兄貴ぶんに、ポンと肩を叩かれてなんとなくヨシとなる犬式の面々でした。風流を知る男コバP。そして僕が携帯で撮った記念写真の自分を「どこのオバハンや。」とセルフ突っ込みしてはりました。

京都の地下街は、栄えて居ります。
特にお金じゃない部分が。

翌日の金沢でのライブに備えて、あまり深くならないうちにホテルへ。
次回3月28日にメトロがあります。
また逢いませう京都。

*写真 左が『FUNKY SODA』のコバP氏。


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本日は山仁DA SPORTSMANのソロ作品に吹き込んできた。
そのタイトルもずばりREBEL MUSIC。
町田と吉祥寺の道端に咲いた言葉の魔術師の百花繚乱。

録音後の山仁の一言。ラフミックス聴き終わり。
「何処の国の音楽か分からないぜ!」

俺と山仁が競演となると実はサシは初めてで、
これ自体が町田・吉祥寺じゃそれなりに話題になるのであるが、
確かに、何人の音楽かよく分からないものになった。

おもっきし日本語のリリックなんだけどね。


出来上がりはもうすぐみたいです。

今回リリースされるアルバムは
ダウンタウン ポップ&チープ シリーズの自家版ではなく、
NOBRANDレーベルから全国のタワーやHMVにも展開されるみたいですので、
昨年のnbsaや徹頭徹尾でこの男の言葉の塊にブッ飛ばされた方は
是非お求めくださいё。

生音ヒップホップバンドLOOPJUNKTIONが解散してから早2年。
しかし山仁も、Cro-magnonの三人も、淳悟DA大仏(椎名純平&バイブレーションズ)も
それぞれに頑張っておりまする。

帰りはタマぷらーざから小金井まで車で送ってもらって、
うちで晩飯を喰って
「明朝5時から仕事があるから」
と言ってさっき帰っていきました。


リアルミュージックに目覚めた本物たちは、
ラフでタフなライフスタイルを両立させて、
頑張っております。


今年も、去年より遠くへ行くと固く決める我々でありました。

有無を言わさぬ感じのレベルミュージック。


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昨日土曜日はありえないことに朝の10時に起きて、砧(きぬた)にあるフジテレビのスタジオにて「ファクトリー」という番組の収録ライブでした。

僕はスポーツと映画とニュースをたまに、という以外はテレビをほとんど見ないのでありますが、隣のスタジオの前で「フォー」の人とすれ違った時は思わずガッツポーズ。
「島田紳助」と書かれた楽屋の前を通りかかった時には、アフガン難民アリジャンを支援する芸能人の先陣を切った方なので挨拶に寄ろうかとも思ったが、出番前で気持ちに余裕がなかったのでまたの機会に。


「おーし。日陰もんのわしらに陽があたるぞーい!」
と元気よく今年一発目のライブにいどみました。
雨の中集まってくれた400人弱のお客さんは、初めましての方も多かったので三宅洋平のキレっぷりにボケラーとなってる人も居りましたが、なかなかワサワサとよく揺れてくれました。ゆっくりとこの国に「心を解放する横ノリ」を広めていきたいものです。

インタビュアーにパフィーのユミちゃんが出てきたりして、当日直前まで聞かされていなかったのでクリビツしました。
「あー。テレビやねー。」ってしみじみ。
「俺らこういう場所に出ていいのかな本当に。」と顔見合わせるメンバー各位の中で、三根☆太郎だけは少し色めきたっていたのを私は見逃しませんでした。

テレビには毎週出てる、といっても、「民法」いや「民放」はぜんぜんノリが違うので戸惑いましたたた。(つーかスペシャは生放送にも関わらずユルーい。)

メンバーも出番前は珍しく緊張。(もちろんベース石黒は除く:この人は太いのか鈍いのか、常にマイペース。あやかりたいものです。)

ライブはじめ。
三根太郎も柿もよく頑張りました。

ライブ後に楽屋で、近頃完全にメタラー回帰を果たした石黒が「なぜだらう。首が痛い」というのでライブ中に非常に首を振って弾いていたぞと突っ込んであげました。


フジテレビやCSフジで放送されるみたいなので、放映日程が分かったら犬式HPのトップにお知らせが出ることでしょう。を楽しみに。

家に帰ってから家族と、もらってきたVHSをチェック。
民放のブラウン管に映し出されるものとしては最長の映像になるであろう犬式のライブを観てるのは、不思議な気分でした。

「嗚呼。此れが深夜のブラウン管に突然現れるのか。」
他人事のように観てましたが、武者震いしました。

良い機会をありがとう。ファクトリー。


次は20日京都、21日金沢です。


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一昨日4日に、隣人の市村隼人・絵夢夫妻と我が家とで近所の小金井神社に初詣に行った。で、昨年の正月にかよの大きなお腹に気を使いながら詣でた深大寺のほうまで市村氏の車で足を伸ばした。

小金井神社はいかにも地元の、ひっそりとしかししっかりと人々の心に根を下ろした小さくて古い神社である。

かたや調布の一角に突如現る江戸情緒の寺町・深大寺は、700年近く人々の間でキャッチーな参拝場所であっただけに、土産屋や茶屋が充実していて、深大寺蕎麦を食わす店も多い。寺が蕎麦の作り方などを指導したことで、この界隈は本当に寺のお陰で今も地味にではあるが、質素に栄えているとでもいう感じである。お江戸の人々の詣でる場所としては随分昔から定番であったと聞く。

正月4日目、まだまだごった返す寺院の中庭にて、昨年じっくりとご利益をもたらしてくれたといえる深大寺の商売繁盛札と厄除け守、本当にたくさんの皆さんに送っていただいた安産守りや地方のお札などを感謝とともに焼いてもらった。
それから同じ商売繁盛の札を今年も。
さらに家内安全の札と、破魔矢も購入。

厄除 元三大師降魔像
というのが、非常にデザインも凄く良くて、
とはいえご神仏を写真でブログるのも嫌なので実物は是非訪れてみてください。

別段、御仏を云々するほどじゃなく、
もっとジェダイの操るフォース的なものへの信仰のほうが深い僕ですが、
人間必死になると神頼みもするものであって、
神頼みそのものよりもその必死さが人生にとって望ましいものである
というかその必死に願う姿勢は必死の表れればこそであって、
やはりそこまで所願することは成就する確率が高いというか。
そんなようなわけで、ここ数年は初詣だけは、しっかりとやっております。

おみくじなんかもしっかりひいて、
書いてあることで身になりそうな部分はしっかり覚えて。
小金井神社で僕は「中吉」、深大寺では一家三人みな「吉」。
総合すると吉と中吉のあいだなので、
今年もしっかり地力で生きなさいってところでしょうか。

「今年も特にラッキーは期待しないでエエヨ★」
と運命が早くも教えてくれちゃいました。


根はいい加減が大好きです。
が、身はいい加減ばかりは許されない境遇が多い人生です。
望みが多いから、そうなってしまうのかもしれないが。


最近は「願う」という行為にもひとウンチクあって、
願い事は何にしようか、と迷った挙句に出てくる願いなぞは意味がなく、
何も考えずに社の前に行ってチャリンと缶コーヒー一杯ぶんくらいの
賽銭を投げ込んだら、ぱっと手を合わせて、
で即座に願うことをふたつくらいぼやっとイメージする。

そうすると、自分が今本当に願っていることがハッキリして、
「ああ、今年は欲張らず、これらだけはしっかりやらう」
という感じで、だいたいそのくらいが一番バランスが良いと、
昨年あたりは実感したものである。

的確に当てる、感じの「適当」な具合で。
(ミスターSUPERLOOSE、DJ光(BLAST HEAD)氏の人生哲学を引用しました。さすがは島人。)


今年は比較的たくさんあれこれと、友人のぶんまでお札を買ったりして、でもってその中にひっそりと自分だけのために「所願成就」の札を買い混ぜておきました。その「所願」の具体的な中身は教えられませんが、はっきりとした自分の今年の目標というやつを込めました。

子供生まれたりして、背負うものが大きくなると、
年に今くらいは敬謙な気持ちになろうという気に自然になるもので、
これは活け活けな20代前後には少なくとも僕には無かった心境でござます。


具体的な神は思い浮かべない性質ですが、
人間独り独りが持ってる霊性に目を向ける、個人的な方法は、
現代人全てが会得しておいたら非常にいいと思います。

音楽、とか真剣にやってると、バチンとあっちの世界にぶっ飛ぶことがままあるので、僕らなんぞは分かりやすいのですが、かつての職人的精神世界とか、人生における精神生活を重視するスタイルが、勤め人スタイルにももっと持ちまれたら面白いと思いつつ、それをやってのけられるのが音楽であったりもするので、まあ僕は僕のやることをやっていきますか。


正月って、一年で最も好きな季節でござます。

写真は初詣の深大寺にて、一家三人。
チビ怪獣「風たん」はお腹ん中時代以来二度目、出てきてから初の初詣。
ちちとははは、やってくるであろう嵐の一年に、決意の表れた表情でつ。


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本日はダブセンのラスタカシ君ちへ新年の挨拶がてら行ってきた。


同じ小金井市内なので乳母車がらがら三人でいってきた。

タカシ君ちの近くのお薦めの空き家を、
15畳一間の我が家もさすがに手狭になってしまったので、
ちょっと検討するべく案内してもらったりした。

小金井の台地から調布や府中、多摩丘陵のほうを見下ろす坂にある
タカシ君の部屋からは、綺麗な夕方の景色が見えた。


彼のニューヨーク時代の凄まじくリアルな話を、
しかし少しユーモラスに聞かせてもらって、
彼がどうしてあんなに真剣にダブをやってるのかが良く分かった。

柔和だが、強い意志を持った、日本に数少ないリアルラスタマンである。
彼のハートは実は熱く燃えている。
それでいてダブサウンドはクールに燃えている。


正月早々、良いバイブレーションを交換できて、
そして少し親身な話も相談されつつ、
エニウエイこの兄貴にはまた色々聞かせてもらおうと思いつつ、
晩飯時にお暇した。

PJ、タカシ君からはいつも力を与えてもらう。
吉祥寺の誇り高くて粋な「リアルに生きてるファンタジスタ」の先だちである。
SPCナイトのマービンも言うもでもない。
彼は俺の師匠だ。(19歳から22歳までバイトしていた)

此処にも「闘ってる」アーティストたちが居りまして、
我々の共有する思いというのは、
今年一年を通してまたさらにくっきりと姿を表に現していくものと思われます。

注意深く、見ていてください。
nbsaだけじゃないんです。
ご紹介したい音仲間は。
徹頭徹尾などを通して、今年一年も色々おみせしようと思っています。

を楽しみに。


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これだけ人が溢れた社会に生きてると、
コミュニケーションのあり方が否応にも非常に大切になる。

これが巧くできない人は、どうしてもストレスを抱える。

いくら巧い人でも、やはりストレスを抱える。


とくにキツイのが思いやりの気持ちなどを踏みにじられたときだ。

ところが、思い返すと自分がそうされたこともあればしたこともたくさんある。


そこに答えはなく、他己を自己のように察することなど土台無理であるから、
誰しも人生において行き違いが或る一定の割合で存在するのもいたし方がない。


問題なのは、こうした人の心を踏みにじる行為に呵責を感じるのか、
それとも何とも思わないのか、という点である。

大まかにいって、世の中はそういう2タイプの人に分かれる。


自己の追究、自我の満足、自己の充足のために邁進すべき全人生の
サバイブする時間を5%でも他己の満足の類推に消費すればこそ、
人間愛というものが語れるわけで、
なぜに母親が子を育てるかというところに「愛」ということの以外に
理由はなく、
それすらも、漫然とした感覚であるから、理屈主義の俺にはいまいち
その母親の愛の境地にはいたれないと実感してしまったりする。

が、恥も照らいもなく、しかし無思考な単純馬鹿が言う「愛」とは
格段に意味の違う「愛」というものに、
この地球を廻すエネルギーくらいのものを感じる俺ではあるので、
土台無理ではあるが、
なるだけ人の心を踏みにじらないようにしたいとは、思っている。


で、翻って幾らかではあるが、
現代の産業社会と経済至上主義の横行が、
人の心を踏みにじることを無意識に何とも思わない人種層を、
拡大しつつある。

これが、諸悪の根源である。

こうした人種こそが「悪の枢軸国」である。


そこに収入差もなく、宗教の隔てもない。
兎に角、そうした人種が至るところにある一定の割合で必ず存在する。


もしくは、誰しもの人生にそういう時が必ず存在する。



俺が日ごろ「WAKE UP」的な意味合いで指摘しているのは、
俺自身の体験からいっても、そういう状態の自分を律することができるのも
自分そのものでしかないから、
「優しくなくなっている」時にぐっと自分をみつめかえせるかどうかが、
以外と最大の自己愛なのかもしれないという事だったりする。


明けましておめでとうございます。

新年なので、爽やかに「愛」について語ってみたりしました。


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