5月に渋谷ASIAで行われた坂田かよ・川村カオリ主催のHONEYHALLにて演った僕とラティールの二人セットが高い評価をいただき、ヤマモトヨージ氏の娘リミさんの手がける
LIMIfeu(リミフゥ)のパリコレクションのショー音楽を任されることになった。ライブによるショー音楽というリスクを越えて無謀にも僕らに任せてくれるというのだから、流石アヴァンギャルドを知る人はまとわりつくルールよりビューティフルゴールを優先するのである。そうでなくちゃ、アートなどと言ってはいけない。
これはラティールと僕のユニットにとって、その方向性を定め深度を増すための絶好の機会でもある。
といっても「いつもの吉祥寺」をパリでの15分間に撒き散らすだけなのだが。
「kichijooooooozeeeeee」の黒い雄たけびと黄色い雄たけびが、パリに木霊することであろう。
10/6。パリのとある地下駐車場がどうしようもなくドープでリアルなトーキョーと化すその一瞬のために、バクバクとソウルパワーを、ガツガツと演奏の深みを増していく所存であります。
来る9/20木曜日の虎バターナイトにて、24:30からパリコレ出演記念ライブを行います。
ところでさきほどメールにて、島根犬人会の会長である後藤健太君よりヴィンセント・ヴァン・ゴッホの文章というものをいただきました。永らく、文言を尽くしても端的に言い表せていなかった「私が犬式と名乗る理由」が此処にスパァと言い表されていました。いただきます。
ぼくは犬のように生きることを選択した。
だから、犬でありつづけよう。
ぼくは貧乏でありつづけるだろう。
そうして、絵を描き続け、
ー自然の胸深くへ向ってー
人間でありつづけたい。