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hotmailをよく使うからMSNのニュースを見ることが多い。
しかるに毎日新聞からの記事ばかりで申し訳ない。
新聞って、例えば朝日と読売を一ヶ月読み続けると、同じ人でも意見が全く変わるというから、僕は定期購読はしない。
駅のスタンドで気になったやつを買う。できるだけ、毎回違う新聞社のを買う。
セルフ洗脳が怖いから。
朝日新聞は4000万部売ってる世界一の新聞だ、みたいなことを勧誘のおっさんが決め台詞で言うが、それは嘘だ。
新聞王国イギリスなどでは、よほどの土田舎でないかぎり、定期購読という風習が存在せず、新聞はスタンドで毎朝選んで買う人が多い。
だから、クオリィティが保たれている(だから、タブロイド紙はやり過ぎる、という弊害もあるが)。
日本の新聞がレベル低いとは思わないが、高いとも思わない。
日経読んでればインテリみたいな風潮も、極めてスノッビー(俗物的)な思い込みだし、経済に特化したものの見方自体が現代の俗物根性丸出しである。
そもそもこの国のマスメディアには、ジャーナリズムが存在しない。
で、それはさておき、下の記事。「天下り」についてであります。
こうしたコネクションつまり人と人の繋がりが、社会を形作る必須要素である面と、社会の腐敗を招く面と、両方あると思います。
しかし、人間とは「怠け欲」が「性欲」や「食欲」よりも強い動物です。
だから日々「己に克つ」必要があるわけだけれど、そうしなくても良い環境があったとして、よほどの動機を持っていない限り、この人たちは頑張る必要がなくなってしまうんじゃないでしょうか。
僕は役人になりたがる人なんて、8割がた信用しません。
役人になるために東大入ろうなんていう根性の腐った若者は、一晩説教したいくらいです。
兎に角、下の記事読んで思うことは。
我々のように超ストイックに己を鍛え続けて表現を磨き、さらには一枚一枚のCDの売り上げでかろうじて不安定な未来を継続させている生き方をしているものには、とてもじゃないがこういう格好悪い大人にはなれない、ということであります。
天下り:省庁から3987団体に2万2093人 衆院調査
公益法人や独立行政法人などに天下りしている国家公務員が昨年4月時点で2万2093人にのぼることが15日、衆院の調査で分かった。天下り先の団体計3987団体に対し国が支出した補助金も04年度の一般会計当初予算で計5兆5395億円に達した。
公益法人などへの天下りは、関連民間企業への再就職が2年間禁止されている間の「待機場所」との批判が強く、防衛施設庁の官製談合事件の背景にも官僚が同庁所管の公益法人を経由して民間企業に天下る問題があると指摘されている。
調査は昨年10月、民主党の松本剛明政調会長らが衆院規則に基づいて要請。政府から出資を受けるなど関連の強い公益法人や独立行政法人などを対象とした。
天下りの役職員数を省庁別に見ると、(1)国土交通省5762人(2)厚生労働省3561人(3)文部科学省2260人(4)農林水産省2214人(5)総務省1914人と続いた。
補助金交付額も、(1)文科省2兆1588億円(2)経済産業省9091億円(3)財務省8314億円(4)厚労省4991億円(5)農水省4731億円の順で、天下り受け入れと補助金交付額との関連をうかがわせた。また、全役員が天下り官僚によって構成されていた法人は、74法人にのぼった。
同党の前原誠司代表は15日の「次の内閣」会合で、調査結果について「天下りの数、補助金の交付額がこのような状況に及んでいるのは大きな問題だ」と指摘した。
一方、安倍晋三官房長官は同日の記者会見で「補助金は正当な理由によって出されているものも多い」と見直しに消極的な姿勢を示した。【衛藤達生】
毎日新聞 2006年2月15日 21時16分
写真:近頃、何かじっと考えることが始まりだした風雅でつ。じーーーっと。もうすぐ満11ヶ月になります。真理を求める目であって欲しいでふ。