アライバリズム「祝の島と、三宅洋平と、Keycoがみた地球の未来」

■日時:2010.10.10(日)

■会場:松江B1/スティックビル5F(2会場)
■上映時間(市民活動センター):17:00~19:00(その後トークセッション)
■音楽時間(松江B1):20:00~23:00 ※Aチケットのみ入場可
■Aチケット:3000円/3300円(映画+音楽 ・限定100名)
■Bチケット:1000円/1300円(映画のみ)
■主催団体:アライバリズム後藤 090-1351-6141

○○○○○当日の催し○○○○○

~(第1部)スティックビル~
●【映画】祝の島(纐纈あや監督作品)
●【公開RADIO】原始的な未来を語る(三宅洋平×Keyco×後藤健太)

~(第2部)松江B1~
●【LIVE】三宅洋平((仮)ALBATRUS・Jazzy Sport)/Keyco
●【FOOD】オーガニックカレー(限定30食)




【チケット問い合わせ】


【松江】(0852)

Bar EAD 32-0069
DOOR BOOK STORE 26-7846
今井書店STUDIO WONDER 20-8686
陽詩楽音堂 090-9502-1223


【出雲】(0853)

リベレート 21-6180
コスモ 20-2600
チャンドラ 23-1735


【米子】(0859)

Bar Hasta Latina 37-3102
コスモ 35-5670
ココティー 31-5300


総合:090-1351-6141 後藤健太





=開催にあたって=

人々の意識に何らかの変革をもたらすきっかけを与えたいと願い、様々なアプローチを用いて開催を重ねてきたイベント「アライバリズム」。
今回は原発を基盤とした経済を受入れた街“松江”の人々に対し、多額の寄付金や補償金を拒み、自然と共生したいと願う島、“祝島”の人々の生き方を映画「祝(ほうり)の島」を通してお届けしたいと思います。
また、アーティスト“三宅洋平”と“Keyco”が趣旨に賛同し、参加してくれることとなりました。
映画・音楽を通して、原発云々の話ではなく現代、或いは未来の暮らしを考えるきっかけとなればと思い主催をいたしました。






=「祝の島」ストーリー=

山口県上関町祝島。

瀬戸内海に浮かぶこの島は、台風が直撃することも多く、岩だらけの土地には確保できる真水も限られ、人が暮らしやすい環境とは決していえない。

その中で人々は、海からもたらされる豊穣な恵みに支えられ、岩山を開墾し、暮らしを営んできた。そして互いに助け合い、分かちあう共同体としての結びつきが育まれた。

人間の営みが自然の循環の一部であることが、祝島でははっきりと見える。

・・・

「海は私たちのいのち」と島の人は言う。

1982年、島の対岸3.5kmに原子力発電所の建設計画が持ち上がった。

「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代で海は売れん」という祝島の人々は、 以来28年間反対を続けている。

効率と利益を追い求める社会が生み出した原発。大きな時間の流れと共にある島の生活。 原発予定地と祝島の集落は、海を挟んで向かい合っている。

1000年先の未来が今の暮らしの続きにあると思うとき、私たちは何を選ぶのか。

いのちをつなぐ暮らし。

祝島にはそのヒントがたくさん詰まっている。(監督:纐纈(はなぶさ)あや )





=コメント=

□(アライバリズム:後藤健太)
映画「祝の島」には現代人の多くが羨む暮らしぶりがある。
金銭的には何1つ得をしない故郷を、命を駆けてでも守りたいと思う理由は何なのだろうか?その様な故郷があることを心底羨ましく思う。

-ここで死にたいと思う島、 現代が羨む懐かしい未来がここにある-


□(作家:池澤夏樹)
我々はテクノロジーに振り回されている。もっと便利になりますよ、と耳元で囁く声にうかうかと乗っている。

目を覚ますためにはこの映画を見るのがいい。おっとりとした日々の記録の中にとても大事なことが隠されているのに気づいた時、あなたは慄然とするだろう。

老人たちの顔に過去ではなく未来を読み取るだろう。




「三宅洋平」http://www.inushiki.com/

ヴォーカルギター・DJ・百姓(願望)
1998-2008 犬式 a.k.a.Dogggystyle の歌とギター
2009’ソロ活動を主体に動きはじめるDJとしてはMKY名義での活動をしている。徹頭徹尾(2002'~)、nbsa+×÷(2004'~) 主催。
1978年ベルギーで生まれ、21世紀初頭の混沌とした日本に現れた、チェ・ゲバラの様に情熱に満ちた愛される文化革命家であり、LIFE IS BEATFULを体現する一児の父。既存の枠に囚われることなく、貪欲に音楽史を紐解くDJ MKYとしての顔を持ちながら、REGGAEやPUNKの志をJAMで昇華し、愛のあるREBEL MUSICを1998年から紡いできたバンド、犬式a.k.a.Dogggystyleのフロントマンとして、唄とギターで魂をかき鳴らしていた歌唄いにして謳い手。
2009年春より10年続けた犬式の活動に区切りをつけ、ソロでの弾き語りで「中積み時代」と称して全国を行脚。
2010年、話題の最強面子による新バンド(仮)ALBATRUSを始動。未リリースにも関わらず、多くの夏フェスに招かれ熱いツアーを敢行。各地で熱狂をもって迎えられた。11月より、音源の制作が開始する。


「Keyco」http://www.keyco.jp/
'99年に「SPIRAL SQUALL」アナログのみの限定発売で話題となり、北海道FM局NORTH WAVE[STREET FLAVOR]でリクエストチャート6ヶ月間1位の記録を出す。
その後メジャーデビューを果たし、現在までにオリジナルアルバム4作、コンセプトアルバム5作を発表。自らの持つ声の特質を巧みに使い分けるセンスは、日本の女性シンガー・シーンにおいて突出した個性を誇る。
‘02年に長女を出産。それ以来、よりシンプルで愛の籠ったメッセージと、それを乗せる最新型ソウル・ミュージックを探求中。


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