今日はよい子のみんなが読んでいるかもしれないので、ちょっとまじめに笑。
新カテゴリー、アフリカおすすめ本から一冊ご紹介。こちら↓
『ジュニア地球白書2012-2013~アフリカの飢えと農業』
『ジュニア地球白書』は、『地球白書』とあわせて、ワールドウォッチ研究所が概ね毎年発行している書籍。原書の翻訳版『地球白書』をもとに書き下ろしたもの。昨年はこのジュニア版が改訂された。
いま地球の明日を知るには、伸びしろの大きいアフリカの明日を知らなければ始まらない。そしてその最大のテーマの一つは、食料と農業だ。
この『ジュニア地球白書』、子供向きかと思いや、さにあらず。今地球で起きている食糧、農業、地球環境、人口、貧困などの問題を、網羅的、有機的、かつバランス良く取り扱う、いわば教科書的な本。資料価値の高い情報が凝縮されていて、なおかつ読みやすい。
(教科書的というか、実際いくつかの教科書にも紹介されている。画像は東京書籍『国語 小学六年(下)』。 )
いま、アフリカの食料、農業に関して、以下のような問題や課題が提起されている。この本でもしっかりと書かれている。
・産業化と自給のバランス
・一次産品依存からの脱却と付加価値の向上
・水の確保
・地力の低下
・海外からの投資と農民の権利、土地収奪
・女性の参加
・栄養
ワールドウォッチ研究所は、米国人の思想家、環境活動家レスター・ブラウン氏が1974年に設立した研究機関。農業、地球環境を主に扱っている。その日本支部が発行元のワールドウォッチジャパンだ。いま、ンボテが個人的に共同企画を進めているパートナーでもある。
アフリカや農業や食料の問題に関心を持つ人にはとーっても参考になる一冊である。
(おわり)
新カテゴリー、アフリカおすすめ本から一冊ご紹介。こちら↓
『ジュニア地球白書2012-2013~アフリカの飢えと農業』
ジュニア地球白書 2012ー13―ワールドウォッチ研究所 | |
クリストファー・フレーヴィン,林良博 | |
ワールドウォッチジャパン |
『ジュニア地球白書』は、『地球白書』とあわせて、ワールドウォッチ研究所が概ね毎年発行している書籍。原書の翻訳版『地球白書』をもとに書き下ろしたもの。昨年はこのジュニア版が改訂された。
いま地球の明日を知るには、伸びしろの大きいアフリカの明日を知らなければ始まらない。そしてその最大のテーマの一つは、食料と農業だ。
この『ジュニア地球白書』、子供向きかと思いや、さにあらず。今地球で起きている食糧、農業、地球環境、人口、貧困などの問題を、網羅的、有機的、かつバランス良く取り扱う、いわば教科書的な本。資料価値の高い情報が凝縮されていて、なおかつ読みやすい。
(教科書的というか、実際いくつかの教科書にも紹介されている。画像は東京書籍『国語 小学六年(下)』。 )
いま、アフリカの食料、農業に関して、以下のような問題や課題が提起されている。この本でもしっかりと書かれている。
・産業化と自給のバランス
・一次産品依存からの脱却と付加価値の向上
・水の確保
・地力の低下
・海外からの投資と農民の権利、土地収奪
・女性の参加
・栄養
ワールドウォッチ研究所は、米国人の思想家、環境活動家レスター・ブラウン氏が1974年に設立した研究機関。農業、地球環境を主に扱っている。その日本支部が発行元のワールドウォッチジャパンだ。いま、ンボテが個人的に共同企画を進めているパートナーでもある。
アフリカや農業や食料の問題に関心を持つ人にはとーっても参考になる一冊である。
(おわり)