昨日まで、「雨に思えば」と題して、アフリカの雨事情についてお話してきた。脱線であるが雨にまつわるフランス語小話を二つ。
◆hivernage
まず、雨期について。アフリカ人と話していると、雨期を示すことばとしてhivernage(イベルナージュ)を使う。本来、冬季、または冬の寒い時期をやり過ごす意味合いで用いられる単語だが、アフリカでは、どんなに蒸し暑くても雨期をhivernageと表現する。は . . . 本文を読む
久しぶりとなったが、シリーズモノの再開。「アフリカのフランス語」、第二弾。第二外国語などでフランス語をかじった人には十分笑える話となっている?!お楽しみを!
(村人との対話、マリ西部にて。バンバラ語訛VSカタカナ仏語(笑))
◆'Faut fait'?!
コートジボワールは比較的訛りがきつい。アビジャンの下町で耳にするフランス語は、ニューヨークのダウンタウンの英語を彷彿させる。ある時、中 . . . 本文を読む
わたしは在仏歴が長くない。少しばかり南仏にいたが、パリは冷たい感じがして好きにはなれない。しかしパリにはもう一つのアフリカ世界がある。ゆえに惹かれる。
わたし自身のコンセプトは、「フランスのことは嫌いなのに憧れるアフリカ人」ということにしている。
なので本場フランスで話されているフランス語はあまりよく知らない。アフリカ表現が標準だと思っている。
そこで、あまりフランスでは耳にしないと言われる . . . 本文を読む