摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

バスで関へ

2005-10-10 01:10:20 | 社会活動
初めて関へバスで行った。
事前に路線図ドットコムで乗車するバス停名と時刻表を確認しておいたが、
「徹明町」というバス停の看板はなんと3つもあった。
いつも利用しているのは長良橋通りの停留所なので、
旧電停のあたりにある正しい停留所まではかなり離れている。
これは初めて利用する人には、とても紛らわしい。
自宅から早足で来て疲れていたのに、停留所にはベンチもない。
しかもバス停を間違えた間に、バスは行ってしまったらしく、
次のバスまで15分ほどあった。
約10キロのおもり(息子)が体の前に
荷物の入ったリュックが後ろにあって、肩が痛かった。
停留所の周りの店は、大半が閉まっている。
そばに立っていた人に聞くと、普段は開いているので
店をたたんでしまったのではなく、
日曜定休なのだろうと言う。
メインストリートから1ブロックも離れていないのに、
日曜の日中にこれはよくない、と思った。

バスに乗り込むと、頭が白い人が多かった。
窓からバスに並んで走る線路を見れば、
すでに葛に覆われてしまっているところもある。
あちこちに立つ「立入禁止」の黄色と黒の板が寂しい。

新関の駅は当然空っぽだったが、その前の待合所はごったがえしていた。
店先に路面電車のブースを設置してくれたAさんによれば、
去年に比べて出足が悪いということはないようだ。
電車廃止の影響が感じられないというのも、また寂しいものだ。

ブースというほどの展示ではなかったので、
行き過ぎそうになった。
のぼり一つ、ビデオを流しているテレビ1台、パネル3枚、ポスター2枚。
それにもかかわらず、時々はっとして足を止める人がいる。
そこですかさずチラシを渡す。
揃いのはっぴを着たり、サンドイッチマンみたくポスターを背負ったり
何かもっと目立つこと、目立つ展示をすれば
もっと注目されたんじゃないかと思う。
私の予想に反したのは、足を止める人の中に
若い家族連れが2組ほどあったことだ。
この世代はクルマ依存が一番進んでいると思われるからだ。

あまりちらしは撒けなかったし、
安い刃物も買えなかったけど、
現場を見られたのはよかった。
火曜日には、美濃町線の旧岩田駅からさほど遠くない
若草幼稚園に息子と出かけるので、
またバスを利用してみようと思う。

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