古屋加江子先生の「四季の風景」より<秋>
一年で最も好きな秋
過去作品ですが、四季の風景「夏のフレーム」からの続きです
ちょうどこの作品を5年前の今頃に描いたすぐ後に、
ちょっとした手術で私は入院していて、
病室の窓から見える住宅街の向こうの雑木林の丘がこんな感じでした。
一週間のうちに、その色合いが移り変わっていくのを
毎日のんびりながめていられたのだったなあ。
今年の秋は、10月を先取りしたような9月に、長雨の10月で、
ぼんやりしているうちに、もう11月も半ば
秋深まるこの季節、ひつじ雲や遠い空がたくさん見られたらいいなあ
サイロがあって、牛さんがいっぱいいるからたぶん牧場だね
紅葉している木も落葉している木もあるから、冬が近いちょうど今くらいの感じ。
お家はそれぞれ色が質感が違って、どんな人が住んでいるのかな~って想像します。
これからの冬に備えての準備と、楽しかった今年の思い出を振り返るそんな秋ですね
周りのどんぐりや木の実、きのこ。
落ち着いた秋らしい色合いで、やっぱり夏とは全然違うのね。
入院しているときは窓の外くらいしか見るものがなくてつらいよね。でも元気になられてよかった
懐かしく思い出せる作品になりますように。
秋も深まって、紅葉がきれいになってきましたね
これ、牛さんも木々も何か変な形になったけど秋のモチーフがいっぱいの好きな作品です
このころ、小さな生徒さんが「まっかな秋」を弾いていて、あかいもの探しをしたのとか、
そういえば、病院で栗が18個も(数えた!)入ったくりご飯が出てきたことなんかも思い出したり
その入院先は偶然にも祖母が最後に入院していた病院だったのですよね。
いろんな風につながるものだなと、またそれもなつかしく温かく思い出す作品です。
今月はめずらしくもう一つ秋の作品もできたので、近くアップしますね