秋分の日、生徒さんの参加するグレンツェンコンクールの予選で、びわこホールに行ってきました
グレンツェンコンクールは今年で第24回目を迎える音楽愛好者のためのコンクールで、
一回の参加者はのべ4万人と国内でもかなり規模の大きなものです。
音響のすぐれたホールが会場になっているのが大きな特徴のひとつ、
予選から希望の会場を選んで参加することができます。
この日参加した生徒さんは、小学3、4年生の部のM君と、1、2年生の部のNちゃんの兄妹です。
小3,4年Aコース課題曲は、「おばけ」
ちょうどハロウィンも近くなりましたが、みんなの思い浮かべるおばけは?
始まりのスタッカートは何のイメージでしょう?
小1、2年Aコースの課題曲は「ぞうさんのワルツ」
大きなぞうさんが踊るワルツ・・・速さは、音色はどうでしょうか。
どちらもとても短い曲。一人一人の音は、同じピアノでも全然違って響きます。
そして、休憩時間をはさんで発表と講評。
M君は2位の銀賞で次の本選に。がんばったね!
講評用紙には「おばけらしいおばけでしたね。」の一文もいただき、にんまり
Nちゃんは残念ながら入賞に一点足りず、くやしいよ、と泣き出してしまいましたが、
そのあとで「あのね、コンクール楽しい。これからも出るよ!」
自分でくやしさを乗り越えていく姿にじーんとしました。
本当にがんばりました
弾き終わった後の二人のにこにこ顔、私も大事なこと忘れないようにしなければ
生徒さんは1年間練習して臨むのですね。
「コンクール楽しい。また出たい」という言葉は頼もしいね
緊張や悔しい気持ちを乗り越えて、大きくなっていくのですね~
びわこホールはまだ行ったことがありません。
友人がコーラスやバレエの公演に行って、すごくきれいなホールだったと言っていました。
これからも一歩ずつ前進だね
毎年このコンクールを楽しみにしている生徒さんがいて、
去年も、9月の予選、12月に本選、3月に西日本地区大会がありました。
長い期間モチベーションを上げている生徒さんはえらいな
子供のコンクールについてはいろいろ考えるけれど、
本人の励みになっているのならうれしいなと思うよ。
びわこホールは、オペラやバレエにも向いているし、
湖側から見た外見が、
鳥の翼みたいにも、波が重なっているみたいにも見えて、
とってもすてきなホールです
ロビーのテラスから出ると、すぐ前が琵琶湖で、なぎさ公園につながっているの。
私もお昼休みにテラスに出て、生徒さんと一緒の写真を撮ったり、公園の散歩をしたよ