ゼニアオイ

銭葵（ゼニアオイ）
学名：Malva sylvestris var. mauritiana

ヨーロッパ原産の２年草
中国を経て江戸時代に渡来

丸い花の形を小銭に見立てて
「銭葵」と名付けられた

コムギセンノウ

小麦仙翁（コムギセンノウ）
学名：Silene coeli-rosa (= Lychnis coeli-rosa)

別名：ビスカリア：梅なでしこ

地中海地方原産のナデシコ科 シレネ属の一年草

常盤露草

常盤露草（トキワツユクサ）
学名：Tradescantia flumiensis

南アメリカ原産の多年草
初夏、三角形の白い花が咲く
ふさふさのしべが特徴

別名の「野博多唐草（ノハカタカラクサ）」
というのは
葉の模様が博多織に似た「博多唐草」があり
その野生種ということで
「野博多唐草」になったとのことだが
「博多唐草」は本種とは別の植物ということで
ちょっと複雑な状況・・・

チコリ

チコリ
学名：Cichorium intybus

北ヨーロッパ原産のキク科の多年草
和名を「菊苦菜（キクニガナ）」という
古くから野菜・ハーブとして栽培されてきた

また根をコーヒーにした
「チコリコーヒー」も広く愛されている

ボリジ

ボリジ
学名：Borago officinalis

地中海沿岸原産のムラサキ科の1年草
青紫色で星型の花が特徴のボリジ
若葉だけでなく花も食べることができるので
サラダやデザートの飾りにも用いられる
またその昔
貴族達がこの花をワインに浮かべ
色や香りを楽しんだとのこと

カンナ

カンナ
学名 Canna generalis

花が大きな割に
花びらが柔らかいので
なかなか整った形の
花を写すのが難しいカンナ

雄しべが花弁状に変化して
大きな花弁の中心で飾弁となっている
（中央の少し濃いものがおしべ）

カンナ

カンナ
学名 Canna generalis

アメリカ原産のカンナ科の多年草
7月から10月ごろにかけて
赤・黄・オレンジなどの大きな花を咲かせる

合歓の木

合歓の木（ネムノキ）
学名：Albizia julibrissin

マメ科ネムノキ属の落葉高木

夜になると葉を閉じることから
名づけられた「ネムノキ」
６月から９月にかけて
はけのような花を咲かせる

紫陽花「隅田の花火」

紫陽花「隅田の花火」

額紫陽花の仲間で人気が高い「隅田の花火」
大小の花火を打ち上げた時のように
小さな花と装飾花が混ざり合って
見事な形をみせてくれる

紅山紫陽花

紅山紫陽花（クレナイヤマアジサイ）

山紫陽花は関東以西の
日本各地に分布する落葉低木
広葉樹林の谷筋などに生育し
額紫陽花より全体に小作り

この紅山紫陽花は長野県伊那産で
土壌に関係なく
白のあと真紅となる名花