花海棠

花海棠（ハナカイドウ）
学名：Malus halliana

中国原産のバラ科リンゴ属の落葉小高木
花柄が長く下向きに咲くところから
「垂糸海棠（スイシカイドウ）」とも呼ばれ
美しい人がうつむく姿や
眠る姿を形容するときに用いられる

錦木蓮

錦木蓮（ニシキモクレン）
学名：Magnolia×soulangiana

１９世紀にヨーロッパで作り出された
モクレン（シモクレン）とハクモクレンとの雑種
花弁の外が紫、中が白で
遠くから見ると２色の取り合わせがとても美しい

桃

桃（モモ）
学名：Prunus percica(L)Batsch

中国原産のバラ科・サクラ属の落葉小高木

実を収穫する「桃」
花を楽しむ「花桃」など
いろいろな種類がある

その実の赤さから「燃実（モエミ）」
それが転じて「もも」となったとのこと

フラサバソウ

フラサバソウ
学名：Veronica hederaefolia

オオイヌノフグリを
小さくしたような青い花
「イヌノフグリ」や「タチイヌノフグリ」
かと思ったものの
葉の形や花の色が違うので
調べてみたところ
「フラサバソウ」と判明

明治時代、長崎で
FranchetとSavatieが発見したので
二人の名前を組み合わせて
「フラサバソウ」となったとのこと

オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ
学名：Veronica persica

ヨーロッパ原産の帰化植物で
日本各地に見られるゴマノハグサ科の
双子葉植物合弁花

２月から５月にかけて
７～１０ｍｍ位の青い花を咲かせる

「瑠璃唐草」「天人唐草」「星の瞳」という
別名もあるが、こちらはあまり知られていない・・・

フリージア

フリージア
学名：Freesia

南アフリカ原産のアヤメ科の花

赤、黄色、ピンク、紫、白など花の色も豊富

開花後に自花受精により種を実らせるが
種が実らなかった時は
球根に養分を送り子球（木子）をつける

親球のまわりで大きくなった子球は
分離して新しくひとり立ちしていく

青文字

青文字（アオモジ）
学名：Lindera citriodora

温帯から亜熱帯に生える
クスノキ科の落葉小高木
若枝や樹皮、葉には香気があり
黒文字とともに楊枝の材料としても
用いられる

アセビ

馬酔木(アセビ)
学名：Pieris japonica

ツツジ科の常緑低木
早春に釣り鐘型の花を咲かせ
秋に実をつける
毒があり、馬がこの葉を食べると
酔ったようになるところから
馬酔木となった

花言葉は「清純な愛」「献身」

ハナニラ

花韮（ハナニラ）
学名：Ipheion uniflorum

メキシコ・アルゼンチン原産のユリ科の花

鱗茎にニラと同じような臭いがあるところから
ハナニラという名がついた。
英語では花の形から
“Spring star flower"（春の星の花）」
と呼ばれているのに比べると・・・・。

ガザニア

ガザニア
学名：Gazania

春から秋にかけて
長く花壇を飾るガザニア
南アフリカ原産のキク科の花で
明治末期に渡来

花の形が勲章にもみえることから
別名を「勲章菊（クンショウギク）」という