イロハモミジ

イロハモミジ
学名：Ace palmatum　

本州中部以南に見られるイロハモミジ
秋の紅葉の代表的な樹木のひとつ
葉の裂片を数えるとき「イロハニ」と
数えたことからこの名がついた

桂

桂（カツラ）
学名 Cercidiphyllum japonicum

日本原産のカツラ科カツラ属の落葉高木

香りがよく耐久性があるので
建築、家具また鉛筆の材料として利用される

ハート型の葉は秋になると黄色く色づく

錦木

錦木（ニシキギ）
学名：Euonymus alatus

ニシキギの特徴は
幹や枝にコルク質の翼ができること
この形状から「カミソリの木」とも呼ばれる

実が熟すと中からオレンジ色の
種皮につつまれた種子が顔を出す

錦木

錦木（ニシキギ）
学名：Euonymus alatus

北海道から九州まで各地で見られる
ニシキギ科 の落葉低木
秋になると真っ赤に紅葉し
それが美しいので“錦木”の名をもらった

栃の木

栃の木（トチノキ）
学名：Aesculus turbinata

北海道西南部から九州に分布する
トチノキ科トチノキ属の落葉高木

家具などの材木として用いられたり
かつては木臼の材料としても利用されていた

夏蔦

夏蔦（ナツヅタ）
学名：Parthenocissus tricuspidata

「蔦（つた）」という名は
岩や木などを伝って上るところから付けられた
また「夏蔦」は冬でも落葉しない
ウコギ科のキヅタを「冬蔦（フユヅタ）」と呼び
それに対応して付けられた

甲子園球場の外壁を飾っているのも
この夏蔦

夏蔦

夏蔦（ナツヅタ）
学名：Parthenocissus tricuspidata

残暑が続いた今年は紅葉も遅れ気味
いつもより遅い紅葉情報が届いています
今日からしばらくは紅葉シリーズをお届けします

最初の紅葉は「夏蔦」
ブドウ科のつる性落葉広葉樹

古くは早春に茎を切って液を集め
それを煮詰めた「甘葛煎（あまづらせん）」が
貴重な甘味料として用いられてきた

薔薇（香具山）

薔薇（香具山）

秋の薔薇シリーズ最終回は
ハイブリッド・ティ・ローズの「香具山」

このハイブリッド・ティ・ローズとは
モダンローズの中の大輪種のものを指す

モダンローズには
他に四季咲き中輪房咲き木バラの
「フロリバンダ ローズ」や
つるバラの「クライミング ローズ」などがある

薔薇（桜霞）

薔薇（桜霞＝サクラガスミ）

1990年鈴木省三氏によって作出されたフロリバンダローズ

樹高は70～80ｃｍでたくさんの花を咲かせる
花は濃いピンクから次第に薄いピンクに変化する

薔薇（チガーヌ）

薔薇（チガーヌ）　

１９５１年フランスで作出された品種

花びらの表と裏の色が違い
甘いフルーツの香りがする