昨日は地元の秋祭りでした。
子供たちがおみこしを担いで町内をねり歩き
最後は神社に神輿を奉納します。
神社では子供相撲や、花取りというものが開催され
クライマックスを迎えます。
と言っても、子供の数も減り、随分地味になりましたが
この地で生まれ育った私には大切な行事です。
天気予報では雨のち曇りとなっていましたが
朝からカラッと晴れました。
おみこしを担いでいたのは昔の話で、今は台車に乗せて
引っ張ります。
「わっしょい」という掛け声が、滑稽ですが(-“-)
各町内から山のふもとにある神社に
神輿が集まり、人も集まります。
獅子舞も役員の方々によって、子供の頭に口をパクパク
数年前の写真
娘のところにもパクパクしに来てくれました
お腹すいてるの?エサどうぞ
エサってそれ、フリスビーじゃん?
子供相撲は行司さんがちゃんと衣装を来て、とり行ってくれます。相撲をとってくれる相手がいないと、役員のおじさんがやってくれて、しかも負けてくれます^_^;
このあとはクライマックスの「花取り」ですが、残念ながら画像がありません。
色とりどりのぴらぴらした紙がくっついているのが「花」と呼ばれるもので、その年の24歳以上の
「年男」がお祭りの日までに、竹を切って、紙を張り付けて、手作りで大量に作ります。
そして当日、作った本人達10人ぐらいが、黒いスーツを着て、白い手袋をし、20本ぐらいづつ抱えて
鳥居をくぐり、境内の前で輪になってぐるぐるゆっくりと歩きます。
歩いている間中、和太鼓の演奏が輪の中心で行われているのですが
突然の「ピー」っという笛の合図で一斉に地元の人々が花を奪い合うのです。
花を取るとその一年間は、なにか御利益があるようで(くわしくは知らない)
しかも大量に取った人は、みなさんにおすそ分けをすると
徳を積むという考えもあるようです。
私も毎年知り合いから頂いては床の間に飾っています。
それにしても、奪い合うというのが、見ていて本当に恐ろしい光景です。
軍手や、滑りにくいグローブを手にはめて、挑む人もいて
和太鼓の演奏が始まると、大勢の人がじりじりと「年男」達に
輪を縮めるように、にじり寄っていくのです。
笛の合図とともに、「うぉー」っという怒号が飛び交い
色とりどりのぴらぴらした紙が、ちぎれて舞い散ります。
私も小学生の時に、奪おうと挑戦したのですが
大人げない大人たちにもみくちゃにされて
顔をすりむき、大変な目に遭いました(>_<)
年男のなかには当然60歳の人もいて、
あの人だかりのなかで、大変な目に遭っているのでしょうね。
もっと昔は「花馬」という
本物の馬の背中に「花」をくくりつけて引き
奪い合っていたそうです。
想像するだけでも恐ろしい
(^^)
お祭りと言うのは、なぜか大人を大人気なくさせますよね(笑)
でも、僕はずっと団地&マンション住まいで、しかも引越しばかり。そんな地域のつながりやお祭りが羨ましくもありましたっけ・・・
そういえば、お囃子を聞いただけで、目つきが変わる友人を何人も知ってます(爆)
ぎゃはははは(^◇^)
お囃子には催眠効果でもあるんですかね?
MASAさんは転勤族だったんですか。
友達との別れがあるというのは
辛いでしょうね。
私の幼なじみは一宮に住んでいるのですが
毎年、自分の子供4人を連れて
こちらの祭りに参加してくれます。
とてもにぎやかになって
ありがたいです(^-^)