歯の矯正治療も佳境に入ったようで、
「来年の上旬には歯に取りつけた装置が外せるでしょう」
という、先生からの嬉しいお言葉を頂きました。
口の中に異物が入ったままというのは、本当に不快で味覚、食感を鈍らせ
噛むことの喜びを妨げられた2年間・・それ以上の期間でした。
また、痛みとの闘いでした。
そんな思いをしてまで、歯並びは治したかったし
噛み合わせを治すことによる体質改善も、
私にとっては最後の頼みの綱だったのです。
おかげで、肩こりなどはかなりラクになりました。
病院に行くと、いつもの主治医の先生の後ろに
見慣れない若い男の先生が控えていました。
「ここからの処置は、あの先生にお願いするから。よろしくね」
と、その若い先生にバトンタッチ。
にっこり笑いながら「よろしくお願いしますね」
って、えぇ?若い男のセンセーだし、今日初めて会ったばっかりだし
私の鼻の穴まる見えですよねぇ緊張するんですけど・・・
と思っていましたが、痛くないようにやさしくやさしく
時間をかけて処置してくださいました。
あぁ時間よ止まれ
帰り際、主治医の先生が
「屋根の上にサンタさんが居たの、気付きました?」
とおっしゃいましたが、病院に入るときは全く気付きませんでした。
「え?分からなかったですか?頑張って取り付けたのになぁ。
夜になると光るんですよ」
少々誇らしげだったので、それならば見なければ悪いかなと思い
帰りに駐車場から屋根を見上げたら
サンタさんはやっぱり居ません。
「やっぱり居ないじゃん。おかしいなー」
と、車に乗って病院の周りを一周したら、居た!
ここは病院の裏じゃないですか
駐車場から見えないのは当たり前です。
先生は煙突にこだわったんでしょうね