午後から晴れたので、枯れたシークワーサーの先っぽを切る作業をして、樹木の根っこの所から真ん中辺りまで、カミキリムシ予防ネットを巻きつけた。
同じく、菜園の真ん中にあるシークワーサーの樹木の根っこの部分から枝が三つに分かれた部分辺りまで、防虫ネットをぐるりと巻き付け、麻の紐で固定した。
それから2階までのびたニガウリに大きな実がついていて、2m以上の脚立を立てて、長い棒状の剪定鋏を持って収穫した。思いがけず、菜園から見上げて気が付かなかったニガウリも見つけた。猫のユースケが脚立から一階と2階の間のスペースにやってきて、物珍しそうに近づいてきたが、剪定バサミで切ったニガウリが落ちてくるや、驚いて脚立を降りていった姿が、おかしかった。
猫たちは好奇心は旺盛だ。2、3歳児の能力はあると聞いたが、本当だろうか。
名前は認識している。なるべく常に話しかけているが、「あい」と返事をするのはシーバである。
作業をしている間、あのノラ君のクロスケは、菜園と言っても、ニガウリ、さつまいも、二株のジャガイモが生えた畑の真ん中にいた。ノラで生まれて育ったせいか、そこが快適な場所なのか、小さな庭の菜園に住むバッタや、蛙、時にドブネズミも追いかけている様子だ。
さて最後に、春ウコンの収穫である。全部掘り出した訳ではないが、鍬を入れると沢山顔を出した。ウコンの黄色い色が新鮮で、ドキッとした。しかし、洗ってはみたがどうお茶なり、料理に使うか全く分からない。
そう言えば生い茂っていた月桃も一部伐採した。庭の果樹や野菜たちと過ごす時間は夢中になっている。癒しのひと時なのかもしれない。
ウコンの黄色にハッとした。
先っぽがちょん切られたシークワーサー
畑の真ん中のクロスケ
ノラだった習慣ゆえか?
沖縄ではまだまだ夏の野菜が元気なようで羨ましい限り。
庭仕事楽しまれている様子が目に浮かびます。
枯れかけては立ち直り、立ち直りしていた我が家のニガウリも花が咲かなくなり全体が枯れ色に。小さなものを収穫し、枯れてしまった蔓を処分して大阪へ。ニガウリは来夏の楽しみに
自らの手で菜園を切り開いて野菜を種や苗から育てることの喜びと大変さ、そして驚きを2年前から味わっています。
同時に果樹にも懐かしさと共に、驚きと感謝の気持ちが起こります。
年を取ることは悪くないなーと思います。若い時とは異なる発見や喜びがありますね。
Cafeの宿六さんはなおさら深い素敵な体験をなさっていることでしょう。ブドウの栽培やジャガイモ畑の収穫等、また水仙畑の色鮮やかさを毎年愛でているのですから、うらやましい限りです。
小さな庭の菜園でも驚きが続いています。ニガウリがあんなに幹が太くなってすごい実をつけることそのものが不思議で、感謝感激です。