志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

根路銘ノブさんは「琉球筝曲興陽会」から白眼視され厳しい経験をされたと比嘉先生から伺ったのですが、良かったです!

2019-05-29 10:02:28 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他
やっと顕彰公演がなされる時が来たのですね。博論を書くためにノブ先生のご本やそのほか琉球筝曲の各組織の記念誌やパンフを紐解いたのですが、ノブ先生の資料はとても有益でした。
 論文では遊里の芸妓と筝曲の関係を取り上げ論文にまとめたのですが、歴史を無視できないですね。戦後琉球筝曲を担った方々はほとんどが辻遊郭の芸妓の皆さんでした。その歴史の中に刻まれたものを大事にしてほしいです。首里の尚家と芸妓の関係も含め、歴史は真実を追求すべきですね。脈々と流れてきた芸の力を継承しているのですね。上澄みのきれいな水を表象しているわけではないのです。芸能史の中で芸妓が保存継承してきた芸の力を顕彰すべきですね。

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