(朝のロマンスを見つけた!)
ベランダから見える時空がわたしの世界、そこから見える空や街の佇まい
小学校のベル、寺の鐘、小鳥たち、アパート建設の金槌の音
そして時に狂の嵐のような吠える声
そして上空を飛んでいく自衛隊ヘリの音など
それらが日常の色合い
空は日々変わりしかし同じような光景を醸している
番の雉鳩《地鳩》が電線で寄り添う朝
雉鳩になりたいと一瞬思った
琉球犬の雑種ウルトラマンタロウの餌を狙って待機している
タロウくんは最近エサを供食していて、追い払おうともしない
タロウも初老になってしまった、坂を歩くのがきつそうだ
生き物はすべからく老いて死ぬ
自然のサイクルを生きて土に戻る
君と最後まで付き合うね
わたしの永遠の死までのスクブンをやり終えなければいけないのだった
それを父に、んーめーさんにお願いしょう!
わたしのあなたに会いたいといつでも念じている
そして嘘のない、そう、ただ思いの対話をしたい
対幻想の幻想、ことばがからまり、感性が一つになれるのだろうか
エロスとタナトス、生きている間の夢幻
なかよし地鳩
入道雲が薄いピンクに染まる朝
うや、祖霊との語らい・・・お気を付けていってらっしゃいませ。