帰国してから2ヶ月が過ぎました。
この地に戻ってきてから1ヶ月以上経ったある日、ななを連れて動物病院へ行ってきました。
マニラにいるときから、検査をすれば報告し、なにか心配な症状があれば(ななのこと、お外の猫のこと)
相談していた病院です。
看護師さんは、入れ替えはあったようですが、知っている方がたくさんいらして、
「おかえりなさ~い、ななちゃん」と。
先生も「大変だったねー」と。ただ、やはり海外から帰国した患者さんがうち以外にいらっしゃらないようで、
「ななちゃんも隔離があったの?」と。
人の隔離はニュースになるけど、「コロナに関係した動物の隔離」というのは調べなきゃわかりません。
今のところ、お友達から「犬猫の隔離あったらしい」とか「あるらしい」という話は聞いていません。
日本に入国する際、「180日以内の係留」は書類の不備などであるだけです。
1度目の狂犬病抗体検査は、この先生が採血して血清を検査機関に送ってくださったので、その効力が2年で
切れたのもご存知です。なのでフィリピンには検査機関がないので、オーストラリアで検査したことを伝えると、
「えー」と驚かれていました。
フィリピンの動物病院は、よくよく注意しないと不備が多いことも話したり、先生からは「全部英語でやりとりする
んだよね?」と素朴な疑問を受けました。
そうなの、そうなの。大変なのとにかく。
あ、これが一番ですね、日本に帰ってきて「良かった~」と思えること。
生乳難民になったり、豆腐難民になったり、鶏もも肉難民とか、ヨーグルト難民とかいろんな難民になって、
日本ってなんでもすぐ買える~これってすごーい!帰ってきてよかった~と思ったけど、
動物病院、全て日本語でOKってすごく楽・・・。
せっかく絶対覚えないであろう病名の単語も覚えたのに、それを使うことはもうないだろう。
それはもったいないとも思うけど、ななの現状を正確に言葉で伝えられるのは帰ってきてよかったことです。
おっと話がそれました。
さて、ななは病院に何をしに行ったかというと・・・。
そうです、健康診断です。
血液検査と尿検査をしてもらいました。
どちらの検査も久しぶりです。
おしっこは、ここ2週間ほど回数が増えたり、間隔が短くなりました。
もしかしたら寒いのかもしれません。
看護師さんは「それはないと思うけど・・・」と言いましたが、年中エアコンつけても28度とかあるマニラから
この寒い日本の秋の気候ですから、やっぱり寒いのではないかと思います。人は半袖から長袖にしたり重ね着をして
耐えますけど、ななは洋服を着ませんし毛はすべて夏毛?まだ寒いはず・・・。
病院につれていく時間とおしっこの時間が近くて直接採尿することができないので、今回は
自宅で採尿。この方法だと、初めからなんらかの菌があることはわかっているので、
今回細菌検査はしていません。
とにかく血尿があるかどうかが大問題のなな。
それは病院もわかっていることなので、「血尿なし」の結果はとても喜ばしいことでした。
血液検査の結果は、標準値よりちょっと高い、低いはありましたが先生は「問題ないよ」と。
あともうひとつ。
私も気になっていたんだよねえ・・・。
ななの口の中。
歯磨きはできるときに歯磨きガーゼでしていたけど、ななにとって歯磨きは嫌なこと。
表面しかできません。それも手前ばっかり。
奥はなかなかできないんですけど、看護師さん2名で口の中を見たところ奥が汚い。
口臭も私はあまりわからなかったけど、看護師さんはわかるそうです。
サンプルで歯磨き粉(ジェル状でした)をもらったのでそれをつけてちょっと頑張ってみます。
こちらは昨日のなな。
おっさんみたいだよ、ななちゃん。
おひさまの光はありがたいね。