パクリタキセル3クール目に入りました。
それを書く前に16日からの体調記録。
と言ってもあまり書くことはないのです。15日と大きく変わらなくて。
4月16日 末端神経障害。手指、特に右手人差し指、中指のしびれ、超敏感になっていて痛い。スマホ入力上手くできない。体調は良い。
4月17日 久しぶりに友人と会うため外出。帰宅後予定外のことがあり外出。1万歩以上歩いたのはいつ以来だろう?でも歩いているときに息切れや疲れがあり、体力がかなり落ちていることがわかっていたけどショック。末端神経障害は前日と変わらない。
4月18日~20日 体調は良い。末端神経障害も変わらず。ちなみにPC入力は指を伸ばして指の腹より下を使っています。なのでミスが多く時間が通常よりかかってます。
4月21日、病院へ向かうバスがかなり遅れていて、採血時間に間に合うか焦ったけど10分前に到着。急いで採血室に行ったら「検査予定がないです」と。え?「抗がん剤なので採血ありますよね?」と聞いたら「外科に確認してください」と。
急いで外科受付に行って確認してもらうこと10分。「血液検査オーダーしたので行ってください」と。
先生、オーダー忘れやがった。化学療法センターの方からオリエンテーションで「先生方は時々忘れる」と聞いたときは嘘?と思ったけど本当だったわ~。
急いで検査室に戻り採血。ところが私の右腕肘裏の血管さん、採血がうまくできない。1本ちょっとは採れたけどどうやらそこから止まってしまったらしくて、針を差し替えるかどうか悩んでいたら少し動きがあったけどやっぱりだめ。もう時間もないし差し替えることに何の抵抗もないので差し替えてもらいました。手首かな?と思ったら手の甲から採ると。手の甲からは採ったことがなかったのですが、痛みはほとんどなくあっという間に採血完了。
外科受付に戻り、身長体重など測るとなんと体重は抗がん剤始める前より2キロオーバー。まあおなかのタプタプ具合が近年見たことないくらいだったし、抗がん剤しているけど食欲旺盛だし仕方ないか。
血圧は自動血圧機だと正しい数値が出ないから気にしないけど、心拍数が125と頻脈と疑われる数値。でも30分歩いた心拍数を維持したままバスに乗っていたわけです。バスが遅れるから落ち着いちゃあいられなかった。バス停から急いで院内に入ってからも検査室と外科を往復するし、採血はうまくいかないしやってらんない状況でしたから仕方ないです。
こんな数値だから待ち合いで看護師さんに呼ばれてこの件と近況報告をしました。まあ同じ話を先生にもするんですけどね。
話した内容は、
・やはり2日後と3日後にだるさと体の痛みで横になる時間があったが1クール目よりも動けた。その後徐々に回復し週末には元気になった。少々慣れたかもしれない。
・だるさはなくなっても下半身の痛みがあった。筋肉痛かもしれないが、スポーツした時の筋肉痛とは違う。
・うっかりミスと思いたいが物忘れがあった。→生理がある人がホルモン療法で生理を止めるとケモブレが起こりやすいそう。でも化学療法の影響がないとは言えないから、今後も続くようなら言うようにと。
・末端神経障害について。→タリージェを10mgから15mgにして様子を見ることに。
左手にはあまり出ていなくて右手(利き手)に出ていて生活に支障があるので多少でも効果があるといいけど、飲んでみないとわからないですね。昨夜と今朝飲んだくらいではまだ効果は出ていません。
化学療法センターに移動して腕を温めながら持参したおにぎりを食べ点滴の到着を待ちます。
看護師さんに点滴のオーダーが入っていなかったことと、2週間どうだったかの聞き取りをしている間に点滴到着。諸々確認していると私が一番安心する看護師さんが来てくれました。この看護師さん、私の右手を見てビックリ!以前写真をアップしたけど、ななにやられた傷がかさぶたになっているのですが、見た目痛々しいのです。「猫には猫の事情があるんですよ」と猫の話をしながら、2週間のことをざっくりと。
その時に最初の看護師さんには話さなかったけど、ケモブレの時に旦那さんとちょっとした修羅場があった話をしました。治療方法にモヤモヤしているわけじゃないけど、様々なことでモヤモヤが消えないと話したら「私たちに話してくれていいんだよ~」と言われましたけど忙しくしている姿を見ているからそれは申し訳ない気持ちになります。それを話すと「なんでも話を聞いてくれるチームがあるから話してみる?」と言ってくれて。点滴中に話を聞いてくれるというのでお願いしました。
昨日はとにかく点滴前に疲れることがあったのでウトウトしていたら話を聞いてくれる看護師さん到着。
話しやすい雰囲気を醸し出している看護師さんがパクリタキセルの点滴中、話を聞いてくれました。その間携帯が光ること数回あったので忙しいのはわかったけど、最後までちゃんと聞いてくれました。
次回で抗がん剤が終わるけど、その後も外来での診察時に声をかけることもできるし、直接外来にその看護師さんの名前を出して話をしたいと言ってくれてもいいけど、どうする?と言われたので診察時に声をかけてもらうことにしました。
話の中で、点滴のオーダーが入ってないし、右手ひじから採れなくて手首からも採ったし、血管細くて弱くて看護師さんたちが大変で申し訳ないという話をしたら、「その場所に針さしてるのを見てわかった」と。
それと私が一番安心する看護師さんは針刺しが上手なんですけど、「彼女が刺せなければ誰も刺せない」と。はは~ん、そっか私の血管、やっぱり難しいんだ~。看護師さん泣かせでもうしわけございません。
採血が遅れたこともあり延長決定な点滴。でも他にもお仲間さんがいたみたいです。
静かになった化学療法センターなので電話の内容が聞こえました。「乳腺外科の〇〇さん次回の採血、オーダー入ってないんですけど」と。
えーまた先生オーダー忘れたのかよ!だけど、それに気づいてちゃんと確認してくれるのはありがたい。
私が「オーダー入ってなかった」という話をしたからなのもあるけど、この日は延長で会計が閉まっているので次回の予約表が出ませんから、化学療法センターの看護師さんが手書きで予約内容を書いてくれるのでその時にあれ?と思ったのかもしれません。
とにかく、看護師さんが気づいてくれたのはありがたいことで、次回もまた外科と検査室を往復することになるところでした。
次回はGWがあるので3週間後。ちょっと間が空くけど最後の1回です。
嬉しい反面、知った顔の看護師さんも多いだけに寂しい気もします。
そういう気持ちになる患者さん、結構いるそうです。外来看護師さんと違って、化学療法センターの看護師さんとは院内で会うことがもう基本的になくなりますから。
うん、寂しいな。