昨日、国税庁のe-taxがダウンしたとか。
今日までですからね、確定申告。
急いでやらねば・・・という方がたくさんいらしたからかな?
我が家も確定申告が必要。
税務署から手書き用の申告書類が送られてきました。
駐在から戻ったのが昨年8月なんですけど、それまでこの部屋を賃貸に出していました。
会社が借り上げていて、社員に貸し出していたので家賃収入があるんです。
留守中は、会社が確定申告をしてくれていましたが、帰国したので自分でやってねーと。
というのも、家賃から20%の税金が引かれていて、確定申告をすることによって戻ってくるわけで。
会社からは源泉徴収が届きました。
「令和3年分 非居住者等に支払われる不動産の使用量等の支払調書」
という書類です。
これは初めて見ました。
すべて黒塗りですみません。
これを見て思ったのは、「支払いを受けるもの」の住所がフィリピンで、会社の住所になっていたこと。
「へ~」でした。
過去2回分の支払調書、多分旦那さんのところにはメールで送られてきていたと思うのですが、
見たことがなくて。
ただね、今回確定申告をして思いました。
「書類はすべて見せてもらうべきだった・・・」と。知らぬは損ですし、自分に関わることですから。
どうして控えをもらうということをしなかったのだろうか?と猛省。
確定申告をするにあたり、ネットで調べました。
必要経費について私自身、知らなかったので。
それと同時に旦那さんに頼んで、過去の控えを会社に見せてもらえないか聞いてもらいました。
必要経費として計上できるものはいろいろあります。その中で我が家ができるなと思ったものは、
・固定資産税 都市計画税
・保険料(地震保険とか)
・管理費 修繕積立費
・駐車場代
・減価償却費
・ローン金利
しかし、我が家が計上したのは、
・固定資産税 都市計画税 ・管理費 ・駐車場代
修繕積立費は、後々大規模修繕とか建物全体でするとか、今後この部屋を売却するときとかに
申告した分を差し引きするとかしないとか、ちょっと面倒だなと思ったのでやめました。
減価償却、ローン金利も揃える書類とか面倒そうなのでやめました。これが更に数年賃貸に出すことが
わかっていたら揃えてやったかもしれませんが、今年限りのことなので断念。
お友達に、ご主人さまの転勤が多く、マンションを賃貸に出している方がいるのでちょっと相談してみました。
お友達がどのように確定申告をしているか聞いたところ、民間の不動産屋さんに入ってもらっているので、
会社に貸し出している我が家とはちょっと違うことがわかりましたが、必要経費に計上しようとしたものも
同じだったり、とても参考になりました。
駐在前の確定申告は、国税庁のHPにある作成コーナーを使って作っていたので、すぐできると思いました。
実際に、旦那さんの給与の源泉徴収と、不動産用の収支内訳書を入力したまではよかった。
が、困ったことに、作成コーナーには会社から送られてきた「非居住者等に支払われる不動産の使用量等の支払調書」を
入力するところがありません。
えーどうするのよ~・・・。
税務署の申告コーナーに行かなきゃダメ?面倒なんだよね、コロナのせいで、入場整理券が必要とかで。
うーん、どうしようかな・・・。
「この数年、運がないな我が家」と思っていたのですが、そんなことなかったみたいです。
縁あって税理士さんと知り合いました~!!!
自営業をされている方の税理士さんだったのですが、この件を相談したところ、
「一時所得として提出することができるけど、過去の提出方法と合わせた方がいい」とアドバイスを受け、
会社に再度要求。
すると過去の申告書類が出てきました。
あ、やっぱりな・・・と思いましたが、必要経費は0で提出。
そりゃそうだわ、何が必要経費かなんて伝えてないし。
会社が知りうる必要経費って固定資産税と都市計画税だけなんです(書類が会社に届くように設定して駐在に出ました)。
でも、それを必要経費として提出するかは、こちらが依頼しなければしないんです。
あー知らないってもったいないですね、ホント。
過去の申告書類を知り合いの税理士さんにお見せし、過去会社側は不動産の収入で申告しているので揃えることに。
ただ、最初の方に書きましたが、国税庁の作成コーナーでは入力することができないんです。
すると「すでに出来ている数字入力するだけだから」とおっしゃってくださって~(T_T)
ちゃちゃちゃ~とものの5分ほどで終わりました。
この地に戻ってきてから、話をした人は数人。友達も同じマンションの友達2人にしか会っていないし。
そんな寂しい生活の中で、税理士さんに知り合えたのは運が良いとしか言えないです。
出来上がった申告書と必要書類を添付して、今月あたまに税務署に提出しました。
提出書類は、
・マイナンバーの書かれているもののコピー(マイナンバーカードの人はこれ1枚でOK)
・免許証、パスポートなど写真のついた身分証明のコピー1枚
・給与の源泉徴収
・家賃収入の支払調書
必要経費の証明書は必要ないけど、「見せて」と言われたときにすぐ出せるように保管の必要があります。
医療費の領収書と同じですね。
それと、駐在中は「管財人」という留守中に対応してくれる人を設定します。我が家の場合は会社側で管財人を設定
してくれたので、その方の名前を税務署に提出してありました。それをやめる届けも出さなければなりません。
我が家は帰国して会社に言われたので、すでに提出してあるのですが、念の為「何月何日提出済み」と書いた証拠書類を提出しました。
税金のことは、知らないことが多くて、確定申告をすることになると、新しいことを知ることになります。
自分が自営で仕事をしていたとき、自営+他からの収入があったとき、結婚して自営をやめるとき。
マンションを買って控除を受けるとき、寄付をしたときなどなど・・・。
不動産賃貸なんて、この先あるかどうかわかりませんが、今回知ることができたのはよかったです。
この先、そういうことがあり、「あ、これは自分では無理だわ」となればそのときは税理士さんにお任せするという選択ができます。
今回のことを相談したお友達からは「税理士さんの無料相談があったりするよ」と言われたので
調べてみたのですが、残念ながら1月31日までとか(会社から書類が着たのは2月に入ってからでした)、
オミ株大流行で相談会が中止になってしまってました。
これも早く知っていればこの時期になって慌てることなかったですから、やはりいろいろなことを知らないのは
もったいないですね。
今回はいろいろなことを知った確定申告でした。
どなたかの参考になれば。