ヒーリングルーム”祝祭” 0010110

創造主による量子ヒーリング退行催眠療法:
魂の癒しと成長・人生の意味を求めている人のために

2016-1-19セッション(私にはどんな環境でも生きていく力があることに気づいた!)

2016-03-11 14:12:40 | Testimonial/セッション感想
2016-1-19セッション(マケドニアの靴職人-ソウルとして生まれる前の場所ースペインの姫)

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なるでこさん、こんにちは。

私がセッションを受けたきっかけは、友人でした。
親の期待に応えられず、自分に自信が持てず、一時期は自殺願望まであった私でした。
心の奥に押し込んでいたままでいたため、傍目からはそんな思いを持っているとは思われなかったかもしれません。
いつかこのトラウマ(?)と折り合いを付けなくてはと思っていた時、セッションのことを教えてもらい、一緒に行くこととなりました。
このことが、私の人生の大きな転機にもなりました。

セッション1

なるでこさんに、雲に乗ってみましょうと言われたのですが、なかなかイメージできず、どの空間にも移動できず焦りを感じました。
その時なるでこさんに、「あなたの好きな場所に行きましょう、そこはどこですか?」と言われ、浜辺がイメイージできました。
「そこに大きな洞窟があります。入ってみましょう!」と導きがあり、やっと最初の過去世に入って行けました。
石畳の螺旋階段を降りていきます。降りた先、周りを見てみると檻の中にいるようです。どうやらここはお城の地下深くにある牢屋のようでした。

私は、10~20代の若い男性で、頭には三角形の帽子をかぶっていて、足は編上げのブーツ、茶色とモスグリーンが混ざったような色のフリンジのついた洋服を着ています。どうしてここにいるのか解らず、びっくりした様子です。
なるでこさんから「牢屋に入る前、どこに住んでいたの?」と聞かれ、場所を移動してみました。
国の名前を聞かれ、浮かんだのはマケドニア。共和国名でもありますが、東ヨーロッパのバルカン半島中央部にある歴史的・地理的地域のことのようです。

自分の住んでいた家まで行ってみることにしました。石畳を登り路地を入っていきます。周りに建物は細長い塔がたくさんあります。
家の前に着きました。一軒家というよりは長屋風の建物。木の扉を開けて中に入ってみました。お部屋は一つで、奥には暖炉がありました。裕福な家庭ではなく、煮炊きもそこで行っているようです。
奥からおばあさんが現れました。とても大切な人というイメージはあったのですが、現世では会っていないようでした。
私はこの方にあった途端、胸が苦しく、涙が止まらなくなってしまいました。この理由は後程わかります。
なるでこさんに「一端その場から離れて、あなたが生まれたときに行ってみましょう」と導びかれ、生い立ちを追ってみました。

家族は父・母・弟・妹(現世での知り合いはいないようです。)父は、靴職人。自分も父親の仕事を手伝っていました。
母は小さいころ病気で亡くなっており、父方の祖母が、その後一緒に暮らしていました。
ある日、役人が突然現れ私は捕まってしまうのです。理由がわからず喚く私。捕まえられた理由を聞くために、役人のところに行き尋ねてみました。
どうやら私は、町の酒場で正義感からか、役人が不正をしているということが許せない!と批判をしていたようでした。本人は酔っぱらっていて覚えていません。
聞きつけた誰かが、役人に伝えたのです。こうして私は捕まえられたようでした。それから数年たち、家に戻ったのが前述のおばあさんとの再会でした。

私が連れて行かれたのち、父は酒におぼれ家を出てしまい、それきり戻りませんでした。残された、弟妹は祖母のわずかな蓄えで何とか凌いでいましたが、飢えで亡くなってしまいました。
戻って扉を開けたとき、祖母しかいないことに気づき、私は泣き崩れてしまったようです。
その後私は、靴職人として祖母と二人で穏やかに暮らしましたが、祖母が亡くなって間もなく、結婚をしました。
相手は、靴を買いに来た女性。お花屋さんのようです。現世での私の歌の先生のようです。二人の間に子供はいませんでしたが楽しく暮らし、やっと幸せになれました。
奥さんを先に見送り、私の最後は暖炉の前で、揺り椅子に揺られ眠るように亡くなりました。

この人生で学んだことは?→世の中は不条理なことばかりだが、あきらめなければ幸せは来る。
反省することは?→余計なことはしゃべらない(正義感が強い人間だったが、牢屋から出てからは寡黙になった)
やりたかったことは?→充分だった。愛情にも恵まれた。
今の私の人生に持ってくる気づきは?→ものすごく苦しいことがあっても、穏やかな時は来る。あきらめないで。今のままでいいので穏やかに暮らしなさい。

セッション②

洞窟の前に立ち、扉を開くと今度は足元に草むらが現れました。花も咲いています。目の前には、雪を頂いた高い山々。
私はそこで一人で遊んでいるようです。着ているものは、アルプスの少女ハイジのような白いワンピース1枚。
足元は裸足です。栗色の髪をした10代?の女の子。西洋人のようです。髪には花を飾り、手にも花を持っています。
周りには人も動物もいません。なるでこさんより「そこはどこですか?」ときかれましたが、全くどこだかわかりません。
ただ、なにかがおかしいのです。地球ではなさそうで、明るいけど全体に白っぽく、太陽は見えません。ただとても安心できる、心地のいい場所です。

もう一度正面から自分をみましたが、やはり宇宙人や妖精ではなく、人間のようです。
草原の中に、ぽつっとログハウスのような家が一軒あります。入ってみると中にはベッドと屋根裏に続く階段、暖炉のはスープのかかった鍋があり、パンも置かれています。
が、やはり誰もいません。
空を飛んで上空から見てみることにしました。あたりは霧の中、そこにぽつんと空中に浮かぶように草原はありました。
一周ぐるっと山に囲まれ、その内側には森が囲み、その中に草原はあるようです。山には牛と羊がいました。
テレパシーを使い(こんなこともできるんだと、おどろきました)牛さんにここはどのような場所かたずねてみました。
牛さんの言うことには、ここは孤立した場所で、私はここに連れてこられたようです。ただしここは私が居ることで存在する場所であり、特別な場所のようです。
他にもあるか尋ねてみました。一人に一つずつあるためはてしなくあり、そこに居てそこを守り抜くことが生まれた時からの使命であると言っていました。
そこでこの世界を私に渡した人のところへ行ってみることにしました。
上空高く上がっていくと、見えてきました。白い服を着て、杖を持ち・・なるでこさんから「もしかして、じっちゃんじゃない??」

そうです。この世界を私に渡してくれたのは、じっちゃんだったのでした!じっちゃんは笑っています。
なるでこさんから「じっちゃんに聞いてみましょう、この世界を持っているのはどのような意味があるのか」
じっちゃんからは、このような答えが返ってきました。
これは生まれる前の世界。一人に一つずつスペシャルな場所が与えられる。ここで世の中に出ていくのを待っている。一度出ていけば二度と戻ることはできない。
死んでも同じ場所には戻れない。決まったそこから出ていくだけ。だから私は少女の格好をしていたのです。
じっちゃんの元から別れて、一つのソウルになったときこの場所が与えられるようです。
じっちゃんに尋ねました。なぜ私にこのような場所を見せたのでしょうか?

するとこのような答えが返ってきました。
「思い出しなさい。生まれる前のすごくワクワクして、楽しそうで希望に満ちていた気持ちを。楽しみで楽しみで、あなたはこの世に生まれてきたんだよ。
自殺願望を持ったり、すごくつらいとこの世の中を思っているようだが、生まれる前はこんなに楽しみにしていたんだよ。だからつらいだけと思わずに楽しんでね!」
光にあふれた世界の中、じっちゃんは雲に乗り、ぷかぷかとうかびながら、話してくれました。思わず涙が流れました。
「人生がつらい、抜け出したいと思っているようだが、でも本来こんなにワクワクしていたんだよ。思い出して。」と。
じっちゃんは、人生を悲観していた私に生まれてきたときの気持ちを思い出させてくれたのです。
なるでこさんからは、「じっちゃんすごい!、こんなビジョンみせるなんて!」驚きのような感嘆のような声が上がりました。
じっちゃんから、最後にメッセージはありますか?の問いにじっちゃんは、「それがわかればよい。そこをもう一度思い出して楽しみなさい」とのことでした。
余談ですが、山にいた牛さん、羊さんはどうやら私たちを見守るためにいたようです。天使が姿を変えていたのでしょうか?

セッション③

次に降り立ったのは、お城のバルコニーでした。眼下には湖が広がり、月の美しい晩です。
スペインのとある小さな国。私はどうやらこのお城の一人娘、姫のようです。
小さいころから元気いっぱいで、楽しく愛されて育ったようです。
ベールの付いた冠をかぶり、ベルベットの赤いドレス。
部屋の中は、豪華な家具、絨毯。壁には、いつか展覧会で見たことがある(私は、美術鑑賞が好きで・・)絵画の数々。
現世で絵画鑑賞が好きなのは、この過去世の影響だったのでしょうか?

バルコニーで私は、恋人を待っているようです。この恋人は、一緒にセッションを受けにきた友人でした。月夜の晩の逢瀬。
しかし、私も彼もなぜか浮かない顔。私たち二人は愛し合ってはいますが、身分違いの恋でした。
彼はお城の使用人、庭師です。姫の私も、生まれた時から決まった許婚がいました。
悩んだ末私は、恋人と別れ許婚と結婚することにします。この国のことを考えると、私が世継ぎを生まなくてはいけない、親には逆らえないというのが理由でした。

別れた後恋人は、逢瀬が父である王に知られ、国を追い出されてしまいました。
結婚をしましたが子供に恵まれず、結婚相手は無表情で私のことを愛しているのか全く分かりませんでした。それもそのはず、彼は姫になど興味はなく、この国の王になることが目的だったのです。愛人の存在も否定できませんでした。
しばらくして、私は大きな決断をします。城を飛び出し国も親も捨て、心の中にずっといたかつての恋人を探しに行くのです。
侍女の一人(現世の職場の友人)が、彼の行先を知っており、一緒に城を出てくれました。

身分を捨て、長い旅の後やっと彼を見つけ出しました。「なぜ、そこまでしたのか?」と驚きながらも、彼は私を受け入れてくれ、三人の生活が始まりました。すごく貧しく、子供には恵まれませんでしたが、とても楽しい日々を過ごします。
しかし彼は、姫にこのような貧しい生活をさせてはいけないと必死に働き、30代の若さで過労死してしまいます。
私は枕もとで、泣きながら彼に感謝します。私を受け入れてくれたこと、養ってくれたこと。
その後私は、侍女と二人で布を織って生活していきます。二人とも白髪になるまで穏やかに暮らし、侍女に看取られなくなります。
この人生で私が学んだことは、親に縛られないこと(現世では縛られすぎでは?)姫は、王である父に縛られていましたが、自分の思いを貫いて堂々と生きました。この人生では、すごく満足しており涙もでてきません。

しかし亡くなるとき一つだけ心残りなことがありました。姫は親に申し訳ないことをしたと思っていたようです。このことが、今世につながり親がこう思うんじゃないかとか縛られる原因になってしまっているのかもしれません。
なるでこさんから「姫から現世の私に何かメッセージはありますか?」との問いに、「あなたの思ってように生きていい。決断をするのはあなた。自分の決めたことを信じて進めば結果がついてくる。周りはちゃんとわかってくれる。」とメッセージを頂きました。また、お城を出た後、村人に溶け込み時には歌を歌って楽しませ生きていくことができたように、私にはどんな環境でも生きて行ける力があるようです。そのことも伝えてくれました。

セッションレポートをまとめながら、これからの自分の道筋がしっかりみえてきたように思います。
縁あって一緒にセッションに行った友人と、この先人生を共にしていこうと考えています。
(彼の過去世にも、私が登場したようです(*^_^*))
セッションからの短い期間でいろいろなことがあり、トラウマやカルマに縛られていた私は、姫のような思い切った決断がまだまだできずにいますが、姫からのアドバイスを胸に、これからのことを考えていければと思っています。
きっと、最良の結果が得られるはずです。

このたびは、本当にありがとうございました。
なるでこさんも、お忙しいと思いますが、お体ご自愛されお過ごしください。
長々と失礼しました。


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(なるでこから)

深く印象に残った2回目の退行について、”ハートの贈りもの”ブログで記事にしていますので、そちらをご覧下さい。

また、このクライアントさんは、2016-1-19セッション(関ケ原から続く家族の相克、そして過去に苦労をかけた妻と魂の再会。)のお相手の女性でもあります。

この方は、強いネガティブ思考、とりわけ親の期待を裏切ってきたという罪悪感と、自分の能力に対する自信の無さに悩まれ、その原因は何なのか、またどうしたらそこから解放されるのか、それを知りたくてセッションに来られました。

どのような気づきを得ていったのか、上にご自身が書かれている通りです。すばらしいですね。

1回目の退行では、自分の正義感が招いた事件で世の不条理を学ぶ、つらい体験をしましたが、それっきりにはならなかった。自分を律して、穏やかな幸せを取り戻していったのです。

3回目の退行では、愛のためには身分をも捨てる、強い女性として生きていました。

私にはどんな環境でも生きて行ける力があるようです。そのことも伝えてくれました。


この一言が私にはとてもうれしい! そうです、その力に気づけたならば最高です! 過去世退行は、苦しんでいる過去の自分に出会って助け出すというミッションの側面もありますが、今回のように、しっかりと生きぬいた過去の自分から現世の自分に対して勇気や励ましをもらう、そういうことが起こるのも、このセッションの意義深い点です。

2回目の退行に現れたじっちゃんの愛、いつもながらあなたを代表者として私たち全員に向けられた大いなる愛をしっかりと胸に抱いて、〇○さんと最後まで支え合って、夢をたくさん叶えて、あったかい人生を送って下さいね。応援しています!

今回も、上と下の関係者ご一同様、セッションのサポート、誠にありがとうございました。











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