やしきたかじんが1月3日に他界した。享年64歳。
歌手としてのたかじん以上に近年は司会としての魅力が際立っていた。
利権やしがらみ、制約が多い東京のテレビ局とは過去多くの確執があり、以来東京のテレビには出ないことを宣言。人気番組の「そこまで言って委員会」に至っては日本テレビからのゴールデンタイム全国ネット化を拒否。東京で放映されるなら番組を降りるとまで宣言したほど。
その破天荒な生き方と反骨精神には賛否両論はあろうが、大阪で放送される番組内においては、人間臭さを愛する温かさ、やさしい眼差しも際立っており、東京を嫌う理由にはたかじんの美学がちゃんと存在しており、それに賛同してた人も多い。司会が退いても冠番組が数多く継続されている理由がそれを物語っている。
前述の「そこまで言って委員会」において、放送禁止用語が飛び交うどぎつい内容と濃いゲストを上手にまとめられたのは辛坊治郎の司会もさることながら、たかじんのカリスマ・求心力がなせるワザであったのは、最近の同番組を見ても明白である。
復帰することを願っていたけれどとても残念。ご冥福をお祈りします。
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