Blog満賊亭

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まずい麻酔

2014年03月28日 | 雑記
の開花が目前の3月末。週末はお花見もできそうな陽気なのに、今日はちょいとお江戸で入院&手術。

手術といっても、そんな大それたものではないのだけれど、最近やたらと医療ドラマが多いでしょう?
ドラマってスーパードクターが多いのにハラハラドキドキの展開が待っているでしょう?

ついね…そういうものを想像しちゃうものなのね。

手術用の服に着替え、待つこと30分。ようやくまな板(手術台)の上に乗る。

医療ドラマさながら、いや本物のライトを前にするとやはりドキドキする。

先生
「◯◯部の△△ね。ふんふん・・・」
看護助手
「電メス使いますか?」
先生
「いや、これなら大丈夫だろう」

局所麻酔なのでドクターたちのやりとりが聞こえるわけだから、仮に
「あ・・・」
なんて声が聞こえでもしたら、バイタルは乱高下しちゃう(小心者だから)


そんな患者の不安を緩和するためか最近の手術室では驚くことに音楽が流れる。それもジャズが流れる。コブクロが流れる。う~む・・・見上げれば術用ライト。目をつむれば音楽…妙な気分(笑)

しばらくして麻酔の注射が打たれる。

「はい。この手術で一番痛いところですよ。チクッとしますからね~」


ぷすり。

あ…ちょっと痛いかも。

ぷすり・ぷすりと4か所ほど打たれ、
いよいよ開始。

先生
「これより、○○部の△△△を執り行う」

(あ…はじまった。メス…コッフェル…とかのあれね)

感覚はないが、メスが入り、なんかの器具で拡げられている感じがする(苦笑)
ついつい患部に意識が集中しがちだが、その意識を無理やりジャズに向ける…。

15分近く経過した頃。

あれ?ほんの一瞬痛みが走る。
気のせいかなぁ…と思った矢先

「あががが…いったぁぁ」

鋭い痛みが思いっきり走る。麻酔が効いてないじゃないかぁぁ

「え?本当ですか?」

いやいやいや…本当ですってば

堪えながら訴える。

「追加の麻酔打ちますね~。針の感覚わかりますかぁ?」

(思いっきりわかりますがな)

この後、再び始まっては痛みが走り、麻酔・痛み・麻酔・痛みの連続。

手術が終わるころにはもうぐったり。


術後にホスピタリティ的な説明を受けたのだけど、新人の看護師らしく

「この後痛みがあった場合、こちらの番号に電話くださいね。ただし、夕方16:30までです」

説明を受けている時間は17:10分…疲れてしまいつっこむ気すらおこらず病院を後にした(苦笑)

明日の朝一に術後の経過診察を受けるのだけど…処方された痛みどめを速攻で口に放り込み病院を出る。

なんだか切ない気分なのでご飯食べて気分を紛らわそう…しくしくする患部をかばい、とあるお店へ向かったのだった。

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