Blog満賊亭

少欲知足をモットーに日々の満足を追求していくブログ

お守りの効力

2014年01月02日 | 雑記

ここ数年、年越しは日本にいながらも海外の方々と過ごしている。俗に言うカウントダウンパーリーというやつ(笑)

イギリス、アメリカ、中国、タイ、バングラデシュ人などなど、彼らとイベントを共に過ごすと、己のノリの悪さが浮き彫りになる。

喜びの表現や楽しむことを素直に表現できるというのは、異文化の相手に安心感を与えると共に、敵意はない事を示す共通言語ならぬ共通表情として国際的なマナーなのかも知れない。

彼らと酒食を共にし、世事のニュースについて語り合う年末年始のイベントは、こちらのオメデタな誕生日も重なり、お酒→ケーキと進み、シメの初詣まで続く。

日本人以上に信仰心の強い彼らも、日本ぐらしが長くなると、日本独特の文化である曖昧さを身につけるらしく、去年は頑なに拒んだ神社の参拝(境内には入るが、賽銭とお祈りはしない)も、今年は積極的に参加。お守りやおみくじにも興味を示すものだから、通訳に必死。

「これは?このピンクのはどういう意味のお守りなの?」

「家内安全」「病気平癒」「安産祈願」「旅行安全」「厄除け」「巫女」などをファニーな英語で必死に説明するが、イマイチ伝わらず^^;

「逆に聞くよ。心配ごとは何?」
恋愛だの、商売繁盛などを聞いてこちらでチョイスしたが、おもてなしとは程遠い対応だよなぁ。

お守りの効力が一年だけだったり、奉納する必要があったり、自分で処分する場合は半紙に荒塩とともに包んで焼くという方法を面白おかしく説明できたら楽しいのにね。

横でぎこちなく柏手を打ちお祈りする中、こちらが
「語学力も増しますように」
ついでに他力本願なことを祈っていたとは露ほども思うまい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。