Blog満賊亭

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雨もまたよいもの2

2013年10月14日 | 国内
紅葉を迎えるシーズンは台風のシーズンでもある。
一雨ごとに色づきを増していくが、天のご機嫌ばかりは伺えないもの。でも、雨は雨で枯山水の庭をじっくり見るチャンスだったりもする。

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話は変わって…
和食を世界無形文化遺産に!

オヤジ殿がどこぞのお偉い先生の講義を聞いてきた話によると、現在和食をユネスコの世界無形文化遺産に申請中らしく今年の12月に結論が出されるそうな。

農林水産省のHPを見ると、
『南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまた、これに寄り添うように育まれてきました。このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ無形文化遺産に登録申請しています』とある。

オヤジがもらってきたメモを拝見。
これまで世界無形文化遺産に登録された料理は、「フランス料理」「地中海料理」「メキシコ古代料理」「トルコ料理」
おっ!トルコ料理もそうなんだ。トルコ料理についてはメモで麦の料理と書いてあるが…?

メモした本人に尋ねたが、よく覚えていないとのこと。
「それよりも、この前でかけた京都のおばんざい。あれって今から40年前に小説か何かに登場した造語らしいぞ!?京都の人は使わないらしい」

え…?そうなの?
確かおばんざいで有名なおばば様がいたと思うのだが・・・。

調べてみた。
すると、確かに書いてある。
1964年1月4日から翌年3月30日までの1年間、朝日新聞京都版に週2回掲載された
「おばんざい」という名の連載記事があり、京都に在住だった大村しげさん(1918年~1999年)がコラムをまとめた『おばんざい 京の味ごよみ』による。
そのコラムの「はじめに」に「“おばんざい”というのは“おかず”のことで、お飯菜の意と聞いています。」と書かれているのがおそらく「おばんざい」の初めての定義づけとなるそうな。

現在のおばんざいは京の家庭料理総称のメジャーな言葉になってしまったが、本来の意は
「質素でその味をたいせつに手間を惜しまず、でも忘れられて消えようとしている」京の庶民の日常の「おかず」であったらしい。

そういう意味では和食文化も充分な歴史とノウハウがあるはず。それを差し置いて認定されたトルコの麦料理やメキシコ古代料理ってのはそんなにすごいことなのだろうか?

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