5,000円の商品券

先日ヴィトンの財布を拾った話の続きとなるが、今日落とし主の方から商品券が郵送で届いた。御礼の電話をもらった際に「一度お伺いして御礼を」と言われ、丁重に断っていたのだが…。丁寧すぎる御礼に恐縮してしまう。でも、お互い温かな心持ちになれたようなのでありがたく頂戴することにした。

それはさておき、今は旅の準備に毎日追われている。本来楽しいはずの準備も試験勉強直前のごとくガイドブックを読み漁っているせいか、焦るばかりで楽しめていない。出発までにとても消化できないので旅先に持って行こうと思うのだが、７ヶ国全部は持っていけまい。しかも手元にあるガイドブックはほとんど図書館で借りたもの。一冊1,700円もするので買い揃えるとかなりの出費となる。考えた末、古本屋でガイドブックを探し、必要な箇所を切り取って持って行くことにした。我ながらナイスアイディア。

ところが4時間かけて古本屋をまわったがほとんどの店がマンガばかり。ガイドブックの需要は少なく、最新情報重視の季刊本ゆえ取り扱っていないのだ。マンガは嫌いではないが、日野原重明の「生きかた上手」がマンガより安価で売られているのは嘆かわしく思う。

タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアのガイドブックは見つかった。少々古い年数だが定価の半額以下。ベトナム本は99年モノなのでお値段なんと100円！史跡巡り中心の旅だから情報は古くても大丈夫だろう。マレーシアとネパールは必要箇所のコピーで間に合わせよう。インド本は仕方ない、新品を買ってくるか。・・・あ！折角だから御礼の図書券を旅のために使わせてもらおうっと。