乾物屋の娘【乾物屋の今井商店 https://kanbutuya-imai.com】

乾物屋の娘が子供の頃から近くにある「乾物」を今見直そう!
子どもと一緒に、「ていねいな暮らしをしたい」と心がけて・・・

栄子さん

2011年03月09日 | 娘の日常のコト

先日、私が高校生のころ、バイト先で知り合った栄子さん。
私より11歳年上のお姉さんです。

たまに彼女の仕事場で偶然会うくらいでしたが、彼女がその仕事を辞めてしまったので、連絡先は知っていましたが私から連絡する勇気がなく(?)。

そうしたら、先日、彼女が店に来てくれました!!
ずっと会っていませんでしたが、彼女は変わらずキレイで元気で。嬉しかったです。

私が市内のコミュニティFMに出演したとき、偶然に聞いていて喜んでくれました。
それで「会いにいこう」と思ってくれたそうで。

一時間ほど、いろいろな話をしました。
彼女はもう8年前に旦那さまを突然亡くされました。
そのころも連絡はとっていなかったので、人づてに聞きました。
なんと声をかけてよいのか、そのころは分からず。
申し訳ない事をしてしまいました。なんと薄情な私。

母も未亡人になり、女の人はそこから元気になる、若くなると言われていますが、そこに行き着くまでには経験しないとわかりません。同じ境遇の人もなかなかおらず、話をすることも出来ないような感じです。

栄子さんとは同じ切ない気持ちを経験したので、話せるしわかってもらえます。
本当にほっとしました。

彼女も辛い日々を過ごしていて、いまはそこを乗り越えて。
もちろん今だって切なくなるときもあると思いますが。

いまは若くして5人ものお孫さん!!
ご自宅を改造して、マッサージ屋をしています。
私もいつかマッサージしてもらいに…。
そしてまた話をしたいです。
ありがとう。

父の日

2011年03月09日 | 娘の日常のコト
もちろん、父の日は6月デスガ…。
3月7日は私の父の命日です。

毎日実家へ仕事に来るので、幸せなことに毎日仏壇に手を合わせて、父に会うことができます。

娘はおじいちゃんのコトを覚えていますが、せがれはまだよちよち歩きのころだったので、残念ながら覚えていません。
パパちゃんは私の父が元気にバリバリ仕事をしていたころの姿は見たことがありません。

彼が亡くなったときのこと、お葬式のコト、忘れっぽい私ですがいろいろ思い出します。後悔することもたくさんあり。今更悔やんでも仕方のないことですが。

彼は長い期間闘病しており、最後の方は意思疎通もできず、こちらもゆっくりと向き合うこともせず、彼には本当に悪い事をしてしまいました。
もう、時間は戻せないので、本当にただただ後悔のみです。

彼が残した仕事と母を守っていかないと。
そして、彼が「すーちゃん」と呼んでいた娘。
私が彼女を泣かすと「すーちゃんを泣かすな」と私に言いました。
今でも、彼女を泣かすと、父の声が聞こえます(気がします)。