卒業の季節

ご無沙汰してしまいました。

昨日は国立音大の今年度最後の補講でした。実技試験を前に最後のレッスン。
もう少し時間が欲しいなぁ…と思いながらも、生徒たちは少しずつだけれど確実に頑張っていてくれます。
それが本番に生かせるかどうか、、、
それは本人次第で分からないけれど、でも成功にしても失敗にしても、何か自分の中に形を残してくれるといいなぁと思っています。

4年生は大学時代最後のレッスンです。コースに在籍していて6年間教えた生徒さんもいます。
皆がそれぞれ、「4年間（6年間）ありがとうございました。」と挨拶を下さって、流石に泣きはしませんでしたが、ジーンとしてしまって照れくさいやら…で、少し寂しい気持ちになりました。

大学の卒業って、大きな節目だなぁと思います。
自分が大学生の時は卒業後の進路も色々なことがあったので深く考える時間もなかったですが、卒業後の私のこれまでの歩みを考えてみると、親心のような想いもあるのですが、ここからが出発点だと強く感じるのです。

それぞれが迷いながらも、最良の道を選んで進んでいってくれますように！


芸大の大学院特殊研究「英米歌曲コンサート」も無事に終了しました。



若い皆さんの取り組みに、幸せな時間を過ごせました。
何よりも、「英米歌曲が素敵な作品が沢山で楽しい」と口々に言ってくれるので、本当にやりがいがあります。



終演後、生徒さん達から思わぬプレゼントを頂いてしまいました。
左から、保湿靴下と入浴剤とお顔のパック！！！
いつまでも若々しく頑張らないとね！（笑）

特に入浴剤にはお風呂用のオルゴールが入っていて、「チューチュートレイン」の曲を聞きながらゆっくりと入浴。
ありがとう！みんな！！
こちらこそ、感謝です。出会えて嬉しかったよ～！

大学院生の修了者も沢山居て、こちらも思い出いっぱい。寂しいですね。
これからの活躍を楽しみにしています！頑張れ！！
そして在校生の皆さんまた来年度もよろしくね！



さて、大学関係怒涛の1週間が終わり、今度は歌い手モードにならなくては…です。

今週の4・5日に、奈良での公演があります。
お近くの方は、是非ご来場頂ければ幸いです。

共演は、指揮の寺岡清高さん、大阪交響楽団の皆さん、バリトンの三原剛さん。
三原さんとはバッハなどの宗教作品でよくご一緒しますが、今回の様なオペラのプログラムは初めて。
楽しみであり、緊張ですが、頑張りたいと思います



宝くじコンサート
大阪交響楽団名曲セレクション2012

2012年2月4日（土）なら100年会館大ホール　　15時開演
2012年2月5日（日）大和高田さざんかホール　 15時開演

【プログラム】
ワーグナー：楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より　第1幕への前奏曲
ワーグナー：楽劇「タンホイザー」より“夕星の歌”
シューベルト：「魔王」「アヴェ・マリア」
モーツァルト：歌劇「魔笛」より“ああ、私にはわかる、全ては消え”
　　　　　　　歌劇「魔笛」より“パパパ”（二重唱）
Ｊ．シュトラウスⅡ：アンネン・ポルカ
　　　　　　　　　　「春の声」
レハール：金と銀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　他

入場料：一般　3000円　　学生　1500円

お問い合わせ：なら100年会館　0742-34-0111
　　　　　　　大和高田さざんかホール　0745-53-8200