この度は、県内学校一斉臨時休校に伴う当教室の休校にご理解いただきまして誠にありがとうございます。
木曜日の唐突な発表から2日間。
会社・教室のトップとして本当に悩みに悩みました。
入試直前のこの時期に、
生徒達の成績と志望校合格に責任を持つ学習塾として休校にしていいのかと・・・
当然民間企業であるためこれからの2週間の休校は大きな大打撃です。
先輩塾経営者がSNSで投稿されていましたが、
『事業者としてでの判断ではなく、教育機関としての役割、判断を下し対応する』の投稿に
私の心も定まった気がします。
先ほど安倍首相の会見も見ましたが、
このコロナウイルスの拡大を2週間で終息に向かわせるかどうかは
私たち一人ひとりの正しい理解と対応によるものだと思います。
この終わりが見えない不安と危険を一気に終わらせてこそ、
安心安全、かつ成長できる日々があるのだと思っています。
ウイルスはボーダレス。
どのタイミングで感染するかわからない。
まずは生徒たちの健康と安全を守り、ご家庭・地域への感染の可能性を低くするくらいしか
教室の今の貢献はありません。
小学生に関しては直接指導を大切にしていますが、
中高生に関しては、web授業なども日ごろから利用しているためにこのような時も適切に対応できます。
ここで重要なことが、
『日々できていることしか、できない』ということです。
普段から決まった時間に学ぶ生徒たちは、多少生活リズムが変わっても淡々と学び続けることができます。
私たちもこの機会に、指導している生徒たちが『主体的に学ぶ姿勢』が備わっているかチェックしながら
遠目で応援する機会だと捉えています。
各教室から、ご家庭に定期的にご連絡し、状況把握を行いながらフォロー、指導をしていきます。
3月の学習塾は受験の指導、入試結果、進路指導や提案、
学年変更による登録切り替え、春期講座の準備など様々なことで追われます。
しかし、このあいた空白の2週間で本当に大切なことは何だったのか?
生徒達にどんな貢献をし続けることこそが、教室の価値なのか?
不要不急の外出を控えることが前提の今だからこそ、
自分に問い、
本当に地域の皆様に長く必要とされる教室を創り、継続できるコアを見直していきたいと思っています。
受験お疲れ様会、
新学年に向けての説明会、
受験お疲れ様会
新年度に向けての体験授業
など様々なことが延期になり、私達講師も本当に残念です。
しかしここは、
ぐっとこらえて、次に備えていきます。
多くのご家庭にご理解を頂き、教室の判断を受け入れて頂いたことに改めて感謝申し上げます。
どうぞ、お子様の意外な一面に気付く機会にしてください。
どうぞ、お子様と将来について、調べたり考えたり、話し合う機会にしてください。
どうぞ、お子様が生まれたときの保護者様の感動、名前の由来を話してみる機会にしてください。
非常事態をピンチではなく、チャンスに変えるために
終息後、一気に加速して前に進むための機会にしていきましょう。
南里英語教室
南里