2018年も早いもので残すところ1ヵ月あまりとなりました。
クリスマスの音楽とイルミネーションが街を彩り、年末が近づいてきていることを実感します。
さて、南里英語教室の11月は「目標に真剣に取り組む生徒の姿」であふれていました。
中学生、高校生は定期テストと模試の勉強に取り組む1ヵ月となっております。(テストが現在もなお進行中)
小学生は10月からスタートした英検講座に多数の小学生が挑戦し、一回一回の授業に真剣に取り組んでおります。
9月~10月に実施した保護者面談の際に小学生の保護者様にお伝えしたことあります。
それは、「今の力ですべてを判断しない」ということです。
南里英語教室では来年2月に実施する小学生英語テスト(JET)を基本全員受験と位置付けました。
過去3年間の受験者の英語力の定着や成長を考慮して最終決定したものですが、
生徒たちは、目標を定め、基準を明確にするとその目標に合わせて力をつけてくる傾向があります。
今回の英検講座に関しても同様で、多くの生徒たちが自分の現レベルよりも1つ、2つ上の級に挑戦し、
もがきながらも必死についてきています。
高い目標を設定すると知識面だけでなく、学習の仕方、時間の使い方、授業までの計画の立て方までも変わってきます。
試験・検定という機会を通じて生徒たちは大きく変わるきっかけを掴んでいると感じます。
今年最優秀新人王に輝いたエンゼルスの大谷翔平選手は1年を振り返り
「日米の差は、1番は技術。自分が考えていたよりもすごく先の技術が取り入れられていて自分が変化しないとついていけない。そこを理解するのに時間がかかった」と述べていました。
何事も周囲のせいにすることなく
ベクトルを自分に向け、自分自身が変わっていくことで成果を出すことが重要だと感じております。
また11月中には以下の2点に関して新たな方針や傾向が明確になってきました。
1. 2020年度からスタートする大学共通テストの試験方針(現高1生以下対象)
西日本新聞記事 https://www.nishinippon.co.jp/feature/education_now/article/467101/
2. 2020年4月に高校に入学する佐賀県の高校入試の概要(現中2生以下対象)
佐賀県庁HP: 新しい入試制度を説明したリーフレット http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00365721/index.html
今回の大学共通テストの特徴の1つとしては、
ある問題に対して、正答数を明記せず答えになるものをすべて選ぶ、または答えになるものがない場合は
「適当なものはない」というマーク問題です。正しい知識を身に着けておくことはもちろんですが、一つ一つの
文章を正しく見極める思考力・判断力も求められ従来の問題形式と比較するとパターンでは対応できないものに
なっております。
また英語に関しては、筆記問題とリスニング問題が共に100点となり、リスニング力が大きく今後影響してくることも
わかりました。従来のパターン的な学習ではなくしっかりと基礎基本を身に着けたうえでの実力練成が求められます。
高校受験に関しては現在2月に行われている特色選抜が「特別選抜」という名称に代わり、スポーツや文化芸術に特化した
選抜に変更され、学力中心の選抜に関しては3月に統合されるように決定しました。国英数の3教科で合格できた特色試験
がなくなったことでますます5教科の総合対策が現中2生以下は求められます。
南里英語教室としても
これらの変化を教室の講師たちと分析しつつ日々の授業改善、運営改善に取り組んでいるところです。
来週末からは12月に入ります。
12月は、
・小学生のクリスマス会、
・検定試験(JET,英検講座)の申し込み受付
・受験対策
・冬期講座
と楽しいイベントから生徒の目標や志望校に今まで以上に本気で向き合い取り組んでいく一カ月になります。
12月に入ると今以上に寒さも厳しくなり、体調管理も難しくなってきます。
どうぞご自愛頂きたいと思っております。
12月もよろしくお願い致します。
南里英語教室
南里