皆さんが中学生や高校生のころを少し思い出してみてください。
「そろそろ〇〇に本腰を入れよう!」「自分も△△を頑張らなきゃ!」と
思うきっかけとはどんなことでしょうか?
もちろん、先生や親に言われて勉強を頑張る人もいるかと思います。
あるいは、チームメイトや先輩などに言われてスポーツを頑張る人もいます。
しかし、「言われて」やっているうちはあくまで自主性がありませんし、
少なくとも納得したうえで行動に移さなければ長続きはしません。
結局、効果はほとんどあがらないということになってしまいます。
では、どんな時に人は自発的に努力をしようと思うようになるのでしょうか?
きっかけは人それぞれかもしれませんが、その1つに「背中を見る」ことがあります。
子供たちは我々大人が思っている以上に他人の背中を見ています。
周りの影響を子供の方が大人よりも受けやすいのはそのためとも言われます。
小城教室には、エントランスに小さな自習スペースがあります。
どの教室に入るにしても必ず目につくところに、現在2席準備しています。
夏から、高校3年生のD君は学校が終わって授業前もそして授業がない日も
自分で決めた時間に自習に来て自らの目標に向かって突き進んでいます。
そして…
その背中を見てかどうかはわかりませんが、SAGAテストの結果が返ってきた
中学3年生のT君やYさんも授業がない日に勉強しに来ていました。
身近にいる先輩たちの目標に向かって真剣に取り組む姿、その「背中」が
いまの小城教室の空気を創り出してくれています。
「〇〇しなさい!」という事は簡単ですが、その言葉にどれほどの大人が説得力を
持たせられるでしょうか?どれだけの重みを子供たちは感じ取るでしょうか?
背中で語れる人間を育てられるように、まずは自分が模範となる大人にならなくては…。
もちろん、私も「ある目標」に向かって動き出しています。その「ある目標」とは??
続きは来週以降のブログで!
中島