やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

ひとりの午後に 上野千鶴子

2013年04月04日 10時58分32秒 | 
  以前『おひとりさまの老後』を読んでとても助かりました、嫁姑関係の考え方とかにヒントをいっぱいもらいました。

*びっくりするほど、ひとは他人のことに関心がないのだ、自分にかまけてひとしきりしゃべるあいだに「あなたはどうなの?」と質問を返すひとがあまりに少ない。

*うつ病のひとたちを見ていて、このひとたちは、自分に対する期待水準の高いひとたちなんだろうな、と思うことがある。理想的な自己と現実の自己とのあいだにギャップが大きければ大きい程苦しむことになるからだ。苦しまないですむためには、自我理想の期待値を低くすればよいのだけれど、まじめすぎてそれができないのだろう。
 夢見るひとは現実を拒否する傾向があるようだが、生きていればなんでもアリ、のリアリストのほうが現実を許容する幅が広いのかもしれない。


 夢見るひとの時期もあったけれど
 そんなものは若い時に簡単にくじかれて
 今は リアリスト なんだろうな。