やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

おひとりさまの老後 上野千鶴子 法研

2008年01月09日 15時47分12秒 | 
昨年の9月に予約して、やっと図書館の貸し出しの順番が
まわってきました、お固い難しい本なのかなという先入観が
ありましたが、大変読みやすく、うんわかると共感もでき
おひとりさまに早くなりたい!?と思う程でした。
 *「いっしょに暮らそう」という悪魔のささやき
 *同居は究極の愛の踏み絵、身にしみました、夫は単純に同居が
 親孝行と思うタイプでしたので、私のこころは行き場がありませんでした、
 自責の念にかられながらも 義母にはとうとう言わないで通しました、
 暮らしててみないとわからないとは言うものの、短い時間だから合わせていたのに
 それをずっとは続けられない、甘えられては困るなという冷たい私がいました。
 今は病気持ちになり、はなから無理なことになりましたが、病気はひょっとして
無理をするなという神様からの贈り物かもと思ったりしています。

平和とは非凡な幸運 曽野綾子 講談社

2008年01月09日 12時20分05秒 | 
いつも通りの辛口時評で、身がひきしまります。
もう忘れかけていましたが、金正男という人が不法入国で
返されたという話、曽野さんは言います
「そのまま返すのではなく、何年でも日本に留め置き、
その間にさまざまな外交ルートを通じて彼の存在を
切り札に使う、なぜそれをしなかったのか」それによって
拉致問題も少しは進展したのだろうか?。
奈良県の不法に給料をもらっていた公務員は関係者だったそうで
新聞にも詳しく載らなかった遠慮は今でもあるのでしょうか?。
最後に書いてあった愛についてのマザー・テレサの言葉
「どこでも愛を広めましょう、まずはあなたの家族から」
家族へ愛を広めるのは、実はいちばん難しい事なのかも。
世の中にはいろいろな考えがある、同じでなくていい、違いを楽しむと
前書きにありましたが、うーんと思うところも確かにあるけれど、
毅然とした、潔さには、惹かれます。