たつの 龍野町（１）

明治時代に花街としてスタート。
娼妓の有無や戦後の業務形態など、詳細はつかめていない。

どこに花街があったのか、どれが遺構なのか、どうも判断がつかない。
とはいえ、魅力的な建物や町並みの連続で、自然とカメラを構える回数が増えた。





　
玄関に料理屋の鑑札があった。



　
路地の一軒。今度はカフェーの鑑札。




玄関の屋根の上から鍾馗が見下ろしていた。

後半へつづく。

山王宮 日吉神社

遊里との関係ははっきりせず。






「楼」に反応してしまうが、本町ということは妓楼ではないのかもしれない。

姫路 梅ヶ枝

昭和5年ごろ、業者数11、娼妓数96


二階の一部が洋風に。不思議な改装だ。




照明は当時のものだろうか。



　


鬼瓦ならぬ猫瓦。破風や手すりの装飾もおもしろい。

マグロの看板

でかい。

明石

下調べが不十分で、見当違いの場所を歩き回ってしまった。
注意を引かれる物件もあったので、カテゴリーを不確定にして掲載。





　


元料亭らしい。


花街ビル。気になるネーミングだ。

　

神戸 新開地

新開地商店街の一画に、どことなく青線を連想させる空間がある。









　

神戸 福原

昭和5年ごろ、業者数93、娼妓数1320
西日本有数の遊廓。

現役の風俗街でビルが多い。明らかな遺構は残っていないようす。



　







　

讃岐金刀比羅宮 神戸分社

福原の遊里ゆかりの神社。

神戸ラーメン 第一旭

以前食べた京都の第一旭が気に入ったので迷わず入店。




うーん。京都の店とは違う印象。
最初から胡椒が入っている（しかも大量に）のはちょっと。

神戸 春日野

青線。春日野道商店街のはずれに集まった新開地。

場所が特定できていないので、商店街を中心に路地を歩く。

尼崎 初島

昭和30年、市内で問題になった青線が、神崎とこの地へ移動し赤線に。
（神崎の記事はこちら）




二階の腰壁を見ると、袖看板のブラケットらしい金具が残っている。




角の二面に入口を備えた構え。

　



　

出世稲荷神社

遊里との関係はわからないながら、少し気になる玉垣を見つけた。






立花樓とある。「樓」だからといって必ずしも妓楼と決まるわけではないが。

尼崎 パーク街

青線。近くにパーク座という芝居小屋があったらしい。
「かんなみ新地」という呼び方もあるが、これはパーク座が消滅してからの名称だろうか。






狭いながら三階まである造りのようだ。




消火器ボックスにパークの名が残る。

尼崎 遊女塚

平安時代という遠い過去にあった遊里の史跡。
なお、猪名川を隔てて存在した神崎新地は、近距離ながら関連性はない。


バス停名になっている。こういうケースはめずらしい。

末廣稲荷神社

玉垣に神崎新地と刻まれている。