M K

遊里跡の探訪録など。
ブログの日時は、行動日・撮影日に合わせております。

海南 西

2013年06月08日 10時30分00秒 | ◆近畿
「黒江新地」「船尾新地」「東浜新地」と、じつに別称の多い遊里。
「名草新地」という名前も、このあたりに存在した遊里として挙げられるが、
同じ遊里なのか別の遊里なのかは、資料が乏しく、確証が得られていない。


黒壁が落ち着きを感じさせる長屋建築。



 
住宅のようなたたずまいの旅館。来歴が気になる。


飲み屋が連なる通り。

 
鉄平石が腰と巾木部分で異なる使われ方をしている。
出格子との調和も見事。


外観を眺めるだけで相当な規模であることがうかがえる。
間取りはどうなっているのだろう。

 
玄関上の装飾がおもしろい。彫り抜きは桔梗の図案だろうか。

コメントを投稿