「黒江新地」「船尾新地」「東浜新地」と、じつに別称の多い遊里。
「名草新地」という名前も、このあたりに存在した遊里として挙げられるが、
同じ遊里なのか別の遊里なのかは、資料が乏しく、確証が得られていない。
黒壁が落ち着きを感じさせる長屋建築。
住宅のようなたたずまいの旅館。来歴が気になる。
飲み屋が連なる通り。
鉄平石が腰と巾木部分で異なる使われ方をしている。
出格子との調和も見事。
外観を眺めるだけで相当な規模であることがうかがえる。
間取りはどうなっているのだろう。
玄関上の装飾がおもしろい。彫り抜きは桔梗の図案だろうか。
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