M K

遊里跡の探訪録など。
ブログの日時は、行動日・撮影日に合わせております。

沼津

2012年03月17日 07時30分00秒 | ◇静岡
遊廓(戦後は赤線?)
昭和5年ごろ、業者数6、娼妓数60

沼津には探索したい場所がいくつか存在するが、今回は一か所のみ。
今回は、「緑新地」「千本松原」「七反田」といったキーワードを頼りに地図を眺め、
その結果、松下七反田~千本緑町あたりをぶらついてみることにした。


千本緑町交差点。千本緑町の「千本」は、千本松原の「千本」と同一だろう。
では、緑新地の「緑」とのつながりはあるだろうか。

 
住宅街に旅館がぽつんと一軒。こういう時、つい遊里と関連づけて考えてしまう。

 
さらに進むと、もう一つ旅館が現れた。廃墟化している。
旅館が数軒固まっているということは、やはり……と、懲りずにまた同じ思考をたどる。


何かの店だったのだろう。飲食店を経て理容店になったのではないか、と想像。


古い木造建築を発見。しかし、妓楼のたぐいではなさそうだ。

 
タイルを施された建物。カフェーではなく理容店だったと思われる。

残念ながら、遊里の存在を裏付けるような証拠は見つけられなかった。
このほかにも気になる場所があるので、次回はそこに期待して歩いてみたい。

コメントを投稿