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遊里跡の探訪録など。
ブログの日時は、行動日・撮影日に合わせております。

名古屋 港陽園

2011年08月13日 16時00分00秒 | ◇愛知
遊廓(稲永)→移転(港陽)→赤線
名前からも想像できるとおり、港町に栄えた遊里。「港陽」は現町名でもある。
昭和30年ごろ、業者数47、従業婦数220

 
旧・かもめ(現・かもめアパート)。赤を基調としたじつにカラフルなカフェー建築。
玄関の欄間を見ると当時の屋号がそのままになっている。


このタイル張り。よくぞ残っていてくれた。


入口が3つある建物。地図で見ると逆L字型をしている。
緑色でまとめられた一階屋根から二階壁面と、赤い二階屋根のコントラストが美しい。

 
一階部分もおもしろい。黒と薄茶のタイル、さらに塗装の下から緑のタイルがのぞく。


トタン板で覆われているが、その造りから遺構の可能性が高いと思われる。


なんとなく気になる外観をした建物。遺構かそうでないかは微妙か。

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