M K

遊里跡の探訪録など。
ブログの日時は、行動日・撮影日に合わせております。

青森 油川

2013年07月13日 18時30分00秒 | ◆東北
明治15年、免許地指定
その後の歴史がわからない。早々に閉鎖されてしまったのだろうか。

遊里がどこに設置されていたのか、有力な情報は皆無。
日没が迫っているため、あまり適当にぶらついている時間はない。
地図であらかじめチェックしておいた場所を目指す。


気になった場所、その1。まっすぐ進むと青森湾。
事前チェックでは注目していたのだが、実際に見ると単なる広い道に見える。

 
気になった場所、その2。クランクが連続する謎の道路。


同上。遊里を思わせる物件は見つからず。クランクの謎だけが残った。


銭湯その1。


銭湯その2。いつもは安直に遊里と結びつけ、勝手に独り合点させて
もらっている銭湯だが、今回はお手上げである。

むつ 田名部

2013年07月13日 14時00分00秒 | ◆東北
明治7年、免許地指定
明治12年、貸座敷数3、娼妓数6
昭和5年ごろ、業者数3、娼妓数15


じつは遊里跡の場所がはっきりしない。歓楽街の雰囲気は感じられるのだが。



 
あちこちに改築の跡が見て取れる。二階は窓を潰したのだろうか。


飲食店と商店が混在する通り。



 
田名部神社を取り囲むようにバラック様の飲み屋が連なる。
二階建てが少ないこともあって、青線的な風情はあまり感じられない。


サイディング前の姿が気になる二軒。

むつ 大湊

2013年07月13日 11時10分00秒 | ◆東北
明治7年、免許地指定
明治12年、貸座敷数3、娼妓数7
昭和5年ごろ、業者数10、娼妓数30

本項では遊里だけでなく、気になった場所も一緒に取り上げる。


訪問前にインターネットで調べたところ、書籍やウェブサイトでしばしば紹介される
この建物は遊里とは関係ないらしい。

 
立派な木造建築。産院だったようだ。


国道338号線と小松野川が交差する付近。古い飲み屋が連なっている。

 
やや北方面のスナック街。かなりの規模に驚かされる。

 
奥まったあたり。個性的なデザインの小店舗が密集している。
青線の二文字が頭をかすめたが、そこまでの築年数はないように思える。


龍本寺の近く。遊里はこのあたりに存在していたという。
遺構らしい物件は見あたらないものの、妓楼の名前のついた橋が健在。


妓楼はこの売地にあったのだろうか、と妄想。