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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

焼きそば(ミー・ゴレン)パン

2009年09月27日 | バリ
 焼きそばパンは私の好物の一つである。コッペパンに焼きそばを挟んで、それを最初に日本で売ったのは誰だかわからないが、きっと焼きそばパンというのはその人の登録商標ではないだろうし、だいたい商標として登録されてなんかいないだろう(調べたわけではない)。それにしても何事も創始者に敬意を表したくなる。
 インドネシアの焼きそば、ミーゴレンは確かに炒めてはいるが、どちらかといえば汁そばの水分が蒸発したものに近い。スープで煮ながら炒めるようなそんな食べ物である。ニンニクと香辛料だけで味付けしたようなものもあれば、豚の煮込んだスープを入れて炒めるもの、とにかくワルンによってその味つけは千差万別。二度と食べたくないものもあれば、1週間は食べ続けても飽きないようなものもある。
 最近はまっているのが、このミーゴレンをバターロールに挟む焼きそばパン。焼きそばだけでは多少物足りないと、少し残った焼きそばをパンに挟む。日本の焼きそばパンの主要な味付けはソース、場合によってはマヨネーズだが、この焼きそばは豚のスープで煮込んだ、ちょいとにんにく風味。高級味の焼きそばパン(ミーゴレン・パン)である。(9月7日、デンパサールで記す)


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