Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

感無量…

2013年11月04日 | 大学
 昨日、勤務先の大学の大学祭に一緒に演奏してきた学生の仲間たちと初めて出演しました。たった20分の出演時間でしたけれど、やはり、はじめて出演する大学祭で、たくさんの学生たちにガムランを見ていただけるわけだから、とても感無量でした。今回は演奏者13名。助っ人なし。すべて一緒に練習してきた仲間です。毎週こつこつ練習を積み重ね、夏休みは始めたばかり学生たちがお互いに教えあって自主練をして、昨日の舞台に至りました。
 沖縄の大学で、まだガムランがなかった頃、皆で私の個人の楽器を使ってバテルで出演したときのこと、家に帰ってから思い出しました。あの時と全く同じ気持ちでした。14年たってしまったけれど、学生たちとガムランに接する気持ちは今も変わっていません。今度は新しい「彼ら」とたくさん、たくさん、いい夢を見て、素敵な音楽を作っていけたらと思います。
 沖縄でも、浜松でも、やっぱり誰かが手を差し出してくれて、大学としてガムランを用意してくれました。私たちはたくさんの人たちが用意してくれた道具を使って、それを使って切り開きながら、前に進んでいるだけなんです。今回の大学祭も同様だったと思うのです。実績もほとんどない団体に場を与えてくれた人々がいるわけだし、なんといっても雨の予報の中、それを止めてたくれたたくさんの目に見えぬ存在がいることも忘れてはいけません。
 これで気が抜けたわけじゃありません。これから出発だよ。来週からまた次の練習が始まります。
(そうそう、写真がまったくないので、本番前に栄養をつけようと食べたチョコの空箱、控室のカギ、供物のおすそわけ、頭に着けていた花、お線香などなど手元にあったものが本日の記念写真です。誰か昨日の舞台の写真くださ~い。)

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