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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

待ち時間の誘惑

2012年05月28日 | 浜松・静岡
 昨日、那覇から浜松に戻りました。中部国際空港から浜松へは1時間に1本、空港バスがあるのですが、私はそれには乗りません。電車だと1,800円なのに3,000円の設定はあまりにも強気だし、電車で2時間10分から30分、バスも2時間10分、しかも渋滞すればもっと時間がかかるので使わないのです。ただしバスだと寝たまま浜松につくのですが、電車だと神宮前と豊橋で2回の乗り換えが必要なのです。みなさんならどっちを選びます?
 まあ、そんなことはいいとして、電車にはもう一つ欠点があるのです。それは待ち時間があるということ(しかも冬はきっと寒いでしょうね)。神宮前での名鉄乗り換えは通常5分から10分ですが、豊橋でのJR乗り換えが長いと30分近いのです。
 この待ち時間を見込んで、豊橋駅構内には、老舗などのお菓子やお弁当屋が期間限定で出ています。昨日は午後4時頃、豊橋駅で待ち時間20分、構内でぶらぶらしていると、おいしそうな和菓子屋の期間限定の出店を見つけてしまいました…。しかも創業が江戸時代の由緒正しい知立の和菓子屋「藤田屋」の「大あんまき」なるお菓子。誘惑に負けた人々が列をなして並んでいるのです。ということは「美味しい」ってこと? しかもこの大あんまき、ちゃんと私のような「現代のおじさん」にも対応していて、「あん」だけでなく、カスタードクリーム入りなんていうメニューもあるのです。
 あーあ、結局、この藤田屋の大あんまきの誘惑に負け、190円のカスタード入りの「大あんまき」を一つ購入してしまいました。家に帰ってネットで調べたら、やっぱり知立は東海道五十三次の三十何番目からの宿場町なんですね。全く知りませんでした。その味は、そりゃ美味しかったですよ。浜松のデパ地下にお店が入っているかどうか調べたけれど、残念ながらなし。知立に行くことなんてたぶんないので、今度また豊橋で遭遇できたらいいな。結局、電車の待ち時間の誘惑に負けた僕は、次に誘惑されようとしているんだからね……。

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