明日の夜にホノルルに出発である。ハワイ大学で行なわれるAsia Pacific Dance Festivalに出演のためで、来週の土日と2回、スンドラタリ・ラマヤナのダランを演じる。しかも、言葉はカウィ語と英語である。当初は、日本人がハワイでダランをやる意味などをいろいろ考えたのだが、最終的には、日本語もインドネシア語も使わず、二言語のみにした。ちなみに4か国語、すべて台本を作ったので、インドネシア語でも上演可能である。
英語というのは、やっかいなもので、中学1年から学んだというものの、英作文で作る英語と、セリフの英語は同じではない。中学のとき英語劇に出たことはあるが、シェイクスピアを言語で聞いたことなんてない。さあ、その文章や発音がたいへんである。自分で作ったものを、自身の勤める大学の外国人の英語の先生に文章や発音のチェックまでしていただいた。一安心である。
とはいえ、私が語る英語は本当に観客に通じるんだろうか?この不安もひとしおである。台本の内容についてはハワイからもOKが出たようなので、もうこれでやるしかないのであるが、一つ問題なのは、踊り手(演じ手)がほぼ日本人であるということか。タイミングをどのようにはかるか、これもまたホノルルでの稽古にかかっているわけだ。とはいえ、新しいものへの挑戦というのは常にわくわくするものである。
最新の画像[もっと見る]
- 路線バス 1年前
- 存在していることへの喜び 1年前
- 芝刈り 1年前
- ハイビスカス 2年前
- Healthy! 4年前
- スラウェシ島からバリ島に戻りました 5年前
- 美空ひばりの格好よさ 5年前
- 沖縄に送るワヤン舞台 5年前
- ある日の夕食 5年前
- 今年のフジの花 6年前