浜松市の駅からほど近い田町交差点の北東の角に立つ古めかしいビル、これがかぎやビルである。どうも築年数は50年以上らしい。見かけは、やはり新品、ピカピカのビルとは全く違ういわば雑居ビルの様相を呈している。このビル、1、2年前に地元の不動産屋が買い取った。壊して高層マンションでも建てるのかと思いきや、このビルをまるごとアートビルに変えようと再生プロジェクトを始めたのである。
ヨーロッパにいたとき、旧東ベルリンの一角でこうしたビルをいくつか見た。アーティストたちが住んでアトリエ兼ショップとして使われている古いビルに入り込むとまるで迷路のようで、油絵の具や金属のこげたような匂い、おしゃれなカフェ、アートショップなどが混在していて不思議な空間だったが、若者がたくさん集り、街に賑わいや活気を生んでいた。もちろんアート好きな観光客もやってきて、アーティストたちとの会話を楽しんだ。
そんなベルリンとは規模も違うが、浜松にそんなビルが生まれようとしていることは喜ばしい。まさにアートによる創造都市の一角を担う(ことになるだろう)。そんなビルの地下のライブハウスが今回の「かぐわしき森vol.2」として行うグンデルライブの会場である。ちなみにわが家から歩いて1分という立地のよさ。窓のない地下のライブハウス。まるで穴蔵のような場所だが、なんだかとっても面白そうである。好奇心だけは今だ旺盛なのは結構なことだ。
ヨーロッパにいたとき、旧東ベルリンの一角でこうしたビルをいくつか見た。アーティストたちが住んでアトリエ兼ショップとして使われている古いビルに入り込むとまるで迷路のようで、油絵の具や金属のこげたような匂い、おしゃれなカフェ、アートショップなどが混在していて不思議な空間だったが、若者がたくさん集り、街に賑わいや活気を生んでいた。もちろんアート好きな観光客もやってきて、アーティストたちとの会話を楽しんだ。
そんなベルリンとは規模も違うが、浜松にそんなビルが生まれようとしていることは喜ばしい。まさにアートによる創造都市の一角を担う(ことになるだろう)。そんなビルの地下のライブハウスが今回の「かぐわしき森vol.2」として行うグンデルライブの会場である。ちなみにわが家から歩いて1分という立地のよさ。窓のない地下のライブハウス。まるで穴蔵のような場所だが、なんだかとっても面白そうである。好奇心だけは今だ旺盛なのは結構なことだ。