Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

古くていいもの

2009年02月16日 | 
 古くていいものを発見するのが大好き。息子と二人で神戸元町を歩きながら、そんな品々を探してみる。
 そして商店街で見つけたモノが、この古書店の木製ワゴン。しっかりとした作りで、長年使われて年季がはいっているではないか。神保町のような大型古書店街は別にして、最近では街の古書店がめっきり減ったと思う。大型チェーンの古書店やネット販売が増えたことが原因だろうが、そもそも古書店がそうそう儲かる商売とも思えないので、そんな商売柄、減少しているのかもしれない。
 古書店の店頭のワゴンは、重要なアイテムだと思う。几帳面な古書店主は、安価な店頭ワゴンの本ですらちゃんと目配りをかかさず、定期的に本を交換する。通なお客は、ちゃんとそうしたワゴンの並べ方から、本の内容もチェックしているものだ。少なくてもこの写真の古書店はそんな店であることが予想できる。歴史を感じる重厚な雰囲気のワゴン、その中に几帳面に並べられた文庫や新書。まさに古書店の外見美である。


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